【ネタバレ】『グレアナ』ファン待望の復活を果たしたあの人、再び"最終話"を撮影した感想を語る

米ABCの大ヒット長寿医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』シーズン17に過去のキャラクターが次々に復活しているが、その中でもファンを驚かせたあの人がカムバックした時の感想を改めて語った。米Varietyが報じている。(※本記事は『グレイズ・アナトミー』シーズン17のネタばれを含むのでご注意ください)

その人とは、シーズン11で降板した主人公メレディス(エレン・ポンピオ)のパートナーだった医師のデレク・シェパード(パトリック・デンプシー)だ。

パトリックは、シーズン17の第1話「All Tomorrow"s Parties(原題)」に登場。そのシーンは、新型コロナウイルス(COVID-19)に感染した患者の治療に追われて疲労困憊したメレディスが倒れ、意識が朦朧とする中ビーチで目を覚まし、パトリック演じるデレクに再会するというものだ。さらに、その場で二人は結婚式をあげるというメレディスの思いを夢で叶えるというものだった。

パトリックはその時のことを以下のように語った。「美しい終わり方だと思ったよ。メレディスとデレクは象徴的なカップルだから、人々に希望を与えることを意図したんだ。今年は多くの人が亡くなったけど、天使が私たちの周りにいて見守ってくれるという考えは、今の暗い世界にとって、素晴らしいメッセージだと思う。私たち全員にとって、この物語は美しい結末を迎えた。この作品に関われたことに感謝しているし、ファンの皆さんがとても気に入ってくれたことを嬉しく思っている」

また、再びデレクとして戻ってくる可能性については、「どうだろうね。この作品では"絶対"とは言えない。今年はカムバックできてよかったよ。(製作総指揮の)クリスタ・ヴァーノフが素晴らしい仕事をしてくれた。最後のシーンを終えた時、みんな泣いて、お互いを抱きしめあったんだ。"マスクをして、自分を大切にしよう"というメッセージを伝えるために。エレンと僕は、"何かインパクトを与えるために一緒にできることはないか?"って考えた。それが去年の今頃だった。積極的な行動が、さらに積極的な行動へとつながっていったんだ」

そんなパトリックは、現在2007年に出演したディズニー映画『魔法にかけられて』の続編『Enchanted(原題)』への出演が決まっている。最近では、金融業界を描くスリラードラマ『DEVILS~金融の悪魔~』シーズン2の撮影を終えたばかりだというパトリックは、『Enchanted』のため、初めてちゃんとした歌のトレーニングを始めようとしていると告白。公の場で歌を披露したことがないというパトリックだが、「歌詞が楽しいし、ダンスの振り付けも素晴らしいから、ファンが喜んでくれることを期待いている」と話した。

多くのキャストが復活した『グレイズ・アナトミー』シーズン17だが、まだシーズン18への更新は決まっていない。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『グレイズ・アナトミー』(C) ABC Studios