米ディズニー、Disney+にフォーカスするためアジア圏の18チャンネルを閉鎖

地元メディアによると、米ディズニーは今年の10月1日に東南アジアと香港で展開している18のチャンネルを閉鎖する予定だという。米Deadlineが報じた。

このニュースは、シンガポールを拠点とするブログGeek Cultureによって最初に伝えられた。ディズニーが独自の配信サービス「Disney+」にフォーカスするために、Fox、FX、ディズニー・チャンネルなどを閉鎖する予定だという。尚、スター・チャイニーズ・チャンネル、スター・チャイニーズ・ムービー、ナショナル・ジオグラフィック、ナット・ジオ・ワイルドの4チャンネルは残されるとのこと。

Geek Cultureによれば、ディズニーは同社の社員に以下のように説明しているという。「D2Cファーストモデルに向けて、またストリーミングサービスをさらに成長させるためのウォルト・ディズニー・カンパニーのグローバルな取り組みの一環として、当社は主に東南アジアと香港でメディアネットワーク事業を統合しています。これらの取り組みにより、現在および将来のビジネスニーズに合わせてリソースをより効率的かつ効果的に調整しやすくなります」

また、ディズニーの広報は米Varietyへの声明の中で「ディズニーは、東南アジアと香港で引き続き強力なメディアおよびエンターテイメント事業を展開します。これには、D2C、スタジオエンターテイメント、消費者製品、ゲーム、出版事業が含まれ、この地域の消費者とパートナーにサービスを提供していきます」とも述べている。

ディズニーは昨年10月に英国のディズニー・チャンネル、ディズニーXD、ディズニー・ジュニアを閉鎖している。当時、ディズニーは「キッズチャンネル事業には引き続き取り組んでいます」と説明していた。(海外ドラマNAVI)

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