『ハンドメイズ・テイル』続編について、あの人が「続投したい!」

カナダ文学界の巨匠マーガレット・アトウッドによるベストセラー小説「侍女の物語」をドラマ化した『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』。そのスピンオフとなる『The Testaments』について、あのキャストがコメントした。英Digital Spyが報じている。

『The Testaments』は、2019年に出版されたアトウッドによる同名小説を下敷きに、「侍女の物語」の約15年後の世界が中心となる。15年後もギレアド共和国のキリスト教原理主義は続いているが、内部から腐敗の兆候が見え始め、この重要な変化の時期に女性3人のまったく異なる人生が交差し、爆発的な結果をもたらすさまが描かれるという。

そして続編小説には、『ハンドメイズ・テイル』でギレアドの教義を信じて疑わない厳格なリディア叔母が再び登場して重要な役割を担っており、米トーク番組『エレンの部屋』に出演したリディア役のアン・ダウドがその点について語った。

「最高の気分よ。あともう一つ、今言ってしまうけど、また製作チームが私にリディアを演じさせてくれることを願っているわ。もし、そうさせてくれなかったら、リディア役に選ばれた女優は常に後ろに気を付けるべきね。だって、彼女が役を諦めるまで私が追い詰めるから」と冗談を交えながらコメントした。

以前のインタビューでアンは、ヴィランとも言えるようなリディア役を演じることについて語っている。「『ハンドメイズ・テイル』でリディアのような役を演じるとき、なぜ彼女がそのような選択したのか理由を説明するうえで、人間との絆を模索しなくてはいけない。今、「The Testaments」を読んでいるのだけれど、家庭裁判所の判事だったリディアは、"この世界で生き残りたいなら、自分はこうしなければならない。そうするだけでなく誰よりも上手くやり、他の叔母たちを支配しなければ"と、すぐに悟るんです」

リディア役の演技で絶賛されたアンは、エミー賞で助演女優賞を受賞。すでに『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』はシーズン5へ更新されており、シーズン4最終話となる「The Wilderness(原題)」は6月16日(水)に米Huluで配信されたばかりだ。(海外ドラマNAVI)

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『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』The Handmaid"s Tale © 2018 MGM Television Entertainment Inc. and Relentless Productions LLC. All Rights Reserved.