『ワンダヴィジョン』エリザベス・オルセン、『ゲーム・オブ・スローンズ』のオーディションを振り返り「酷かった!」

Disney+(ディズニープラス)のマーベルドラマ『ワンダヴィジョン』に主演しているエリザベス・オルセンが、米HBOの大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のオーディションを振り返り、「酷かった」と米Hollywood Reporterのインタビューで語った。

エリザベスがワンダ・マキシモフになる前、デナーリス・ターガリエン役で『ゲーム・オブ・スローンズ』のオーディションを受けたという。

「そうよ。『ゲーム・オブ・スローンズ』のオーディションを受けたの。ニューヨークの小さな部屋で、キャスティング・ディレクターのアシスタントが私にカメラを向けただけの状態でオーディションを受けて、台本を読んだの。私はカリーシ(デナーリス)が炎の中から出て来るときに言うスピーチのシーンをやったんだけど、酷いものだった。折り返しの連絡はなかったわ。

彼女は生きたまま焼かれたばかりで、私は壮大なスピーチをした。キャスティング・ディレクターと一緒に小さな部屋にいたけど、脚本の読み手さえいなかった。(オーディションでは)私はそこまでしか行けなくて最悪だったし、それほど酷かった。"この役は私にしっくりこないし、カリーシにとっても同じに違いない。この経験を誰も楽しまないでしょう"って思ったわ」

その後、タムジン・マーチャント(『セイラム 魔女の棲む町』)がデナーリス役を獲得したが、パイロット版の再撮影が行われた際に、当時は無名だったエミリア・クラークに配役し直された。

なお、エリザベスは映画『ドクター・ストレンジ』の続編となる2022年に全米公開予定の『Doctor Strange in the Multiverse of Madness(原題)』にワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役で続投する予定。一方、エミリアはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品に参加することが決定しており、Disney+の新作マーベルドラマ『Secret Invasion(原題)』に出演する。(海外ドラマNAVI)

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エリザベス・オルセン ©Faye Sadou/Famous/『ゲーム・オブ・スローンズ』©2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.