連続殺人鬼を主人公にした米Showtimeの人気ドラマ『デクスター ~警察官は殺人鬼』。続編となるリバイバル版の製作が進行しているが、あの新キャラクターが主人公デクスター・モーガンを追い詰めるようだ。
続編には、ファンタジードラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』でムーランを演じたジェイミー・チャンの出演が決定しており、自身が演じる人気ポッドキャスト番組の司会者モリー・パークがデクスターの脅威になる可能性を米Hollywood Reporterのインタビューで示唆した。
「『デクスター』での経験は素晴らしかった。オリジナル版でシーズン1~4までショーランナーを務めたクライド・フィリップスと仕事をしたのだけど、本質的に(リバイバル版は)まさしく『デクスター』のファンが望むものだと思う。モリー・パークというキャラクターは、すごく楽しくて生き生きしている。犯罪ノンフィクションのポッドキャスト番組はその分野では新しいメディアであり、それをデクスターの世界に導入することで、彼の正体を明かす別の脅威になる。だから本当に楽しかった」
また、オリジナル版を降板する前にフィリップスが計画していた結末が、リバイバル版では描かれるのかという質問にも答えた。「そうね。クライドは彼の世界を貫くと思う。それに彼は自分のビジョンに動じない人だし、自分がやりたいと思ったことをするはずよ。8年か9年前のインタビューで、"あなたにとって夢の役は何ですか?"と質問されて、"『デクスター』が終了するから出演できないのが悲しい。だけど、あの規模の番組に出演して、才能ある人たちと仕事をするのが夢なの"って答えた。その夢が実現したわ」
続編は、オリジナル版のファイナルから約10年後が舞台となり、デクスターはニューヨーク州北部にある田舎町アイアン・レイクに移り住んでいる。
デクスターを演じるマイケル・C・ホールの他に、シーズン4で一都市につき一定の順番で3人を殺す連続殺人鬼トリニティ・キラーことアーサー・ミッチェルを演じたジョン・リスゴーがカムバックすることが報じられたばかり。アーサーはデクスターに殺されたことから、いかにして復活を遂げるのか注目が集まっている。
すでに、アイアン・レイクの非公式の市長カート・コールドウェル役でクランシー・ブラウン(『ザ・クラウン』)、ネイティブ・アメリカンの警察署長役でジュリア・ジョーンズ(『マンダロリアン』)、同署の巡査部長ローガン役でアラーノ・ミラー(『ジェーン・ザ・ヴァージン』)らがキャストに名を連ねている。
『デクスター ~警察官は殺人鬼』続編は、今秋Showtimeで放送予定。(海外ドラマNAVI)
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『デクスター 〜警察官は殺人鬼』(c)2006 CBS Studio Inc