実在するFBIの行動分析課、通称"BAU"の活躍を描く大人気シリーズ『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』。そのファイナルとなるシーズン15が、ついに本日7月16日(金)より全話一挙デジタル配信とDVDレンタルが開始。コレクターズBOXも発売される。それを記念して、スペンサー・リードの日本語吹き替えを担当する森久保祥太郎からコメントが到着した。
『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』は、FBIに実在する機関"BAU"(Behavioral Analysis Unit=行動分析課)に所属する最強プロファイラーたちが、全米各地を舞台に凶悪な連続犯罪の謎にプロファイリングで迫り、事件の早期解決と犯人逮捕のために活躍する姿を描いた犯罪捜査ドラマシリーズ。2005年にアメリカで放送開始後、約15年にわたってその人気は全世界を駆け巡り、プロファイリング・アクションの決定版となった。
シーズン1よりレギュラー出演しているマシュー・グレイ・ギュブラー(『68キル』『(500)日のサマー』)演じるスペンサー・リードは、数学・化学・工学の3つの博士号を持つIQ187の天才。22歳でBAUに入った彼は、文章を読むスピードや記憶力も常人離れしている。彼の成長ぶりもシリーズの見どころの一つだ。今回フィナーレを記念して、リードの吹き替えを約15年担当した森久保よりコメントが到着! シリーズへの熱い思いを語った。
――15シーズンという長い期間、スペンサー・リード役を演じていましたが、ファイナルを迎えたときはどのような気持ちでしたか。
森久保:僕自身、アニメと比べて吹き替えのキャリアがまだまだ浅かった頃に出会った作品であり、Drリードという役でしたので、長きに渡りレギュラー作品として携われたことで、たくさん学ばせていただきました。寂しさも一層でしたが、出会えたことへの感謝の気持ちでいっぱいです。
――この約15年間、森久保さんご自身やリードには、それぞれどのような変化があったと感じていますか?
森久保:マシュー自身も、ドラマシリーズでの演技の経験はまだ浅い頃にスタートしたと聞きました。最初の頃のリードの芝居はとても「演じているなぁ」という印象でした。IQが高い、人付き合いが苦手、オタク気質、そんな部分がかなり誇張された芝居でしたが、シリーズを重ねるごとにどんどんナチュラルかつ、時折イケメンな表情も見えるようになってきて、吹き替えのキャリアが浅かった僕としては、リードに対してマシューと一緒に、共に馴染んでいった気がしています。一緒に成長してきたみたいな、勝手な感覚があります。
――シーズンを通して、お気に入りのエピソードやシーンはありますか?
森久保:恋仲になる相手と、恋人になる相手と、2回ほどリードのプライベートがピックされるエピソードがありました。辛い部分もありましたが、印象に残っています。あとは、冤罪を被り拉致されたエピソードや、マシューが監督をしたエピソードはどれも画に個性があって、映像を見ただけでマシューの監督回だなとわかるくらい印象的でした。
リードの最後の活躍が見逃せない『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』ファイナルシーズンは、本日7月16日(金)より全話一挙デジタル配信・DVDレンタルがスタート。さらにコレクターズBOX(税込11,000円)も発売開始。(海外ドラマNAVI)
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『クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪』ファイナルシーズン コレクターズBOX発売中/デジタル配信中 © 2021 ABC Studios and CBS Studios, Inc.