『ER』ノア・ワイリー、『レバレッジ』続編では『ライブラリアン』のキャストやスタッフと再会

5シーズンにわたり放送された大人気犯罪アクションドラマ『レバレッジ ~詐欺師たちの流儀』のリブートとなる続編『Leverage: Redemption(原題)』。IMDbで10点満点中9.0という高評価を得ている本作に出演するノア・ワイリー(『ER 緊急救命室』『フォーリング スカイズ』)が、お馴染みの俳優やスタッフに再会していたことを明かした。米TV Lineが報じている。

オリジナル版は、元保険調査員でチームリーダーのネイトを中心に、超演技派のペテン師ソフィー、喧嘩が強い色男エリオット、天才ハッカーのハーディソン、アクロバティックな泥棒パーカーの5人が一丸となって、弱きを助け、悪事を働く巨大な社会権力に立ち向かっていくシリーズ。続編ではその8年後の舞台に、裕福な者が邪魔者を潰してさらに私腹を肥やし、時には合法で金儲けをする世界を、このチームが成敗する姿が描かれる。

ノアが米TNTの映画『ライブラリアン 伝説の秘宝』のフリン・カーセン役でデビューしたのは2004年。映画3部作に出演したあと、レベッカ・ローミンが主演するスピンオフシリーズ版『ライブラリアンズ』にも登場。そして、今回の『Leverage: Redemption』はその時の製作陣が多く参加しているのだ。

「ディーン・デヴリンがプロデュースした 『ライブラリアン』と同じキャストやスタッフが『Leverage: Redemption』に参加しているんだ。クリスチャン・ケインとジーナ・ベルマンの二人とは長年共演していたので、デヴリンは過去20年間で2つのロックバンドをやっていたようなものだ。その後、僕たちは一緒にスーパーグループを結成することになったみたい。"君のバンドの曲を知っているし、そっちもこっちの曲をいくつか知っているよね"という感じで、とても親しみを感じるよ」

だが、米IMDb TVが配信する『Leverage: Redemption』の優秀なキャスト陣に加わることに、ノアは不安を感じていたという。第1回目の打ち合わせに向かう際、「とても緊張して、片方ずつ違う靴を履いていました」と大笑いしながら話した。

そんなノアが演じる新キャラクターのハリー・ウィルソンは、オピオイド大手のフレッチャー・マックスウェル(リード・ダイアモンド『サバイバー:宿命の大統領』)の敏腕弁護士兼フィクサー。ハリーは、マックスウェルが傷ついた人たちを顧みず卑劣な行為をするのを見過ごせないと考え、ソフィーや、エリオットらと関わるようになっていく。

そんなストーリーラインを踏まえ、ノアはこう語る。「俳優学校に通い始めた頃の格言に、"悪人を自分が悪人だと思っているように演じてはいけない "というものがあった。ハリーは、自分が悪人であることを知らなかった人間だ。彼は自分の専門知識に集中していて、彼のどんなスキルが他の人々に勇気をもたらしているかわかっていない。そして突然ふっと、自分の成功のせいで、他人に残虐なことをしていると気が付くんだ。ハリーは善人になりたいがどうすればいいかわからない。それで、悪人のグループと仲良くなり、善人になろうとするんだ」

この続編には、ジーナ(ソフィー役)、クリスチャン(エリオット役)、ベス・リースグラフ(パーカー役)、オルディス・ホッジ(ハーディソン役)らが続投。主人公ネイサン・フォードを演じたティモシー・ハットンはカムバックしないため、ノアが演じるハリーが新キャラとして登場する。

『Leverage: Redemption』はIMDb TVで配信中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

ジーナ・ベルマンTwitterアカウント(@Ginabellman)より