大人気ファンタジー犯罪捜査ドラマ『LUCIFER/ルシファー』で主人公に扮するトム・エリスが、他に演じてみたいキャラクターを明かした。米Screenrantが報じている。
2016年に始まった『LUCIFER/ルシファー』は、ニール・ゲイマン、サム・キース、マイク・ドリンゲンバーグにより生み出されたDCコミックスのキャラクターを元に描かれている 。
地獄の支配者であることに飽きてロサンゼルスに舞い降りた悪魔ルシファーが、自分のナイトクラブをオープンし、やがて女刑事とタッグを組んで事件を解決していく人気ドラマ。本作はFOXで一度打ち切りとなったもののシーズン4からはNetflixにて救済。この秋配信のシーズン6で幕を閉じることが決定している。
ルシファーは、多くのエピソードで脇役に光を当ててきた。ローレン・ジャーマンは、ルシファーのロス市警でのパートナーであり、彼が恋心を抱くクロエ・デッカー刑事を演じている。ケヴィン・アレハンドロは、クロエの元夫であり、娘トリクシーの父親であるダン・エスピノーザ刑事を、そしてD・B・ウッドサイドは、アメナディエル役、レスリー=アン・ブラントはメイズ役で、それぞれ天使と悪魔を演じている。シーズン2では、レイチェル・ハリスがルシファーのセラピストであるリンダ・マーティン役を演じ、エイミー・ガルシアが法医学者のエラ・ロペス役で参加している。
そんな脇役も魅力的なドラマにおいて、もし悪魔ルシファーを演じていなかったら、他のどのキャラクターを演じたいかという質問を「Comic-Con@Home」のパネルで受けたトム。ジョークを交えながら「トリクシーだね。もし彼女が売春婦だったら、なんてね。おそらくD・Bのアメナディエルを演じるのはとても楽しかっただろうね。でも、メイズもいいと思うよ、いろんなことができるからね」と話した。たしかに、トムがアメナディエルの自己中心的な性格や、メイズのお茶目な性格を体現していたら面白かったかもしれない。
とはいえ、それぞれの役に適したキャストが選ばれたことは明らか。多くのシリーズが数シーズンしか配信されない中、『ルシファー』がNetflixで比較的長く続いている理由の一つは、魅力的なキャストによる化学反応がファンを魅了し続けているからだ。俳優たちが築き上げた信頼関係とリズムが、このシリーズにユーモアと心を吹き込んでいる。
『LUCIFER/ルシファー』ファイナルシーズンは9月10日よりNetflixにて独占配信スタート。期待して待ちたい。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『LUCIFER/ルシファー』シーズン5より John P. Fleenor/Netflix