『グレイズ・アナトミー』で恋愛模様を繰り広げたエレン・ポンピオ演じるメレディスとパトリック・デンプシー演じるデレク。その中にはキスシーンの数々もあったが、エレンの実生活での夫クリス・アイヴェリーは内心穏やかではなかったようだと、米Screenrantが伝えている。
※以下、シーズン11および17のネタバレが含まれます。ご注意ください。
2005年の放送開始以来、長く世界中から愛されている米ABC製作の医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』。今年9月にアメリカでシーズン18が放送予定の本作では、エレン演じるメレディスを中心に物語が展開してきた。メレディスというキャラクターを語る上で欠かすことができないのが、デレクとの恋愛模様。シーズン11でパトリックは作品を離れることになったが、メレディスとデレクの歴史は、今でも『グレイズ・アナトミー』の主要な部分であり続けている。
シーズン17では久しぶりにエレンとパトリックの再共演が実現し、ファンは大興奮。しかし必ずしも全員が喜びに満ち溢れていたわけではないようだ。
米誌InStyleにエレンが語ったところによると、2007年に結婚した音楽プロデューサーの夫クリスにとって、二人の化学反応をみるのはもちろん、とりわけキスシーンは嫉妬せずにはいられなかったそう。「かわいそうなことに、なにが起こるのか考えもしなかったの。特に最初の頃は彼が辛そうにしていたのを覚えてる。彼は"これは僕が了承したことと違う!仕事に行って、いちゃいちゃするなんて!パトリックはいいやつだから好きだけど、本当かよ"って感じだった」
いくらフィクションといえど、ファンを虜にした二人の化学反応を思い出せば、クリスに同情してしまう。「私を選んで、私を愛して」なんて妻が他の男に言っている姿を見るなんて、胸が引き裂かれたに違いない。パトリックがレギュラーキャストではなくなった今、クリスには心穏やかに妻の活躍を楽しんでほしい。
6月はじめに本国アメリカでフィナーレを迎えた『グレイズ・アナトミー』シーズン17。日本では8月25日(水)より、WOWOWにて初放送となる。(海外ドラマNAVI)
Photo:『グレイズ・アナトミー』(C) ABC Studios