米CBSの大ヒットドラマ『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』シリーズで、初めて女性を主人公に迎えハワイを舞台にしたスピンオフ『NCIS: Hawai"i(原題)』。本国アメリカで、そのプレミア放送がスタートしたが、初回の視聴率はかなりいい成績だったようだ。米Hollywood Reporterが報じている。
アメリカで9月20日(月)に初放送された作品は3つあったが、その中で『NCIS: Hawai"i』が最大の視聴者数(658万人)を記録し、大きな差をつけた。
米NBCの新作『Ordinary Joe(原題)』は、視聴者数390万人、大人18-49歳の視聴率0.52を記録。『NCIS: Hawai"i』の0.51をわずかに上回り、昨シーズンの同時間帯のNBCの平均視聴率を上回った。米FOXのバレエをテーマにしたドラメディ『The Big Leap(原題)』は、視聴者数147万人、18-49歳の視聴率0.29だった。(本作の第1~2話は、先週から米HuluとFOXのデジタルプラットフォームでも配信)
また、火曜日の放送枠に移動した『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』は、ハワイ版の翌日にシーズン19の初回放送があったが、845万人の視聴者を記録した。
常夏の楽園ハワイを舞台にした『NCIS: Hawai"i』は、"NCISパールハーバー"に所属する特別捜査官ジェーン・テナント(ヴァネッサ・ラシェイ)と彼女が率いるチームが中心となるシリーズ。彼らが米軍隊員をめぐる事件や国家安全保障に関わる事件、いまだ謎に包まれているハワイという島を取り上げたハイリスクな事件などの解決に奔走する姿が描かれる。
Jane Tennant knows your next move. Watch the series premiere TONIGHT of the NEW #NCISHawaii after a NEW @NCIS_CBS. pic.twitter.com/P5Ekg8zmtH
— NCIS: Hawai'i (@NCISHawaiiCBS) September 20, 2021
その他のキャストには、故郷ハワイにNCISの捜査官として戻って来たカイ役でアレックス・タラント(『FILTHY RICH/フィルシー・リッチ』)、国防情報局の野心的なケイト・ウィスラー捜査官役でトリ・アンダーソン(『ブラインドスポット タトゥーの女』)、ジェーンの16歳の息子アレックス役でキアン・タラン(『Cicada(原題)』)、チーム歴が浅いルーシー役でヤスミン・アル=ブスタミ(『S.W.A.T.』)、サイバーインテリジェンスのスペシャリストであるアーニー役でジェイソン・アントゥーン(『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』)、ハワイでの新生活をスタートさせた元大都市の殺人課刑事ジェシー役でノア・ミルズ(『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』)、太平洋艦隊の高位司令官である海軍大尉ジョー・ミリウス役でエンヴェア・ジョカイ(『エージェント・カーター』)らがいる。
このままこれまでのスピンオフ同様、大ヒットとなるか? 『NCIS: Hawai"i』は、CBSにて毎週月曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)
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Twitterアカウント@NCISHawaiiCBSより