『ピッチ・パーフェクト』シリーズ版製作!映画版キャストも出演

全世界で大ヒットを記録した人気ミュージカル映画『ピッチ・パーフェクト』シリーズが、今度はドラマとして戻ってくることがわかった。米Varietyが報じている。

米NBCの配信サービスPeacockで製作されるドラマ版は、映画でバンパー・アレンを演じたアダム・ディヴァインが再演することも決定。シリーズ版では、映画の出来事から数年後を舞台にしており、バンパーは自分の曲がベルリンで大ヒットしたことをきっかけにドイツに移住し、歌手として再起を図る。

脚本はメーガン・アムラム(『クレイジー・エックス・ガールフレンド』)が担当し、ショーランナーも兼任。映画版ではプロデューサーを務めたエリザベス・バンクス(『ミセス・アメリカ ~時代に挑んだ女たち~』)、マックス・ハンデルマン(『チャーリーズ・エンジェル』)、ポール・ブルックス(『ザ・メッセージ』)そしてスコット・ニーマイヤー(『かぞくはじめました』)も製作総指揮に名を連ね、アダムもその中に加わる。

NBCユニバーサル・テレビジョン&ストリーミングのエンターテインメント・コンテンツ担当会長であるスーザン・ロブナーは、「この『ピッチ・パーフェクト』新シリーズは、NBCユニバーサルが保有する幅広い作品との素晴らしい相乗効果を示すいい例となります。アダムがこのシリーズのヘッドライナーを務め、映画シリーズで愛された風変わりなあの面白さをファンに再び届けてくれるということはとても幸運なことです」とコメントを発表している。

ミッキー・ラプキンによる同名小説にインスパイアされた『ピッチ・パーフェクト』の一作目は2012年に公開され、最終作となる第3弾は2017年に公開。この3作品は、全世界で合わせて約6億ドルの興行収入を記録した。アダムとレベルに加えて、映画シリーズには、ベッカ役のアナ・ケンドリック(『LOVE LIFE』)、クロエ役のブリタニー・スノウ(『ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所』)、オーブリー役のアンナ・キャンプ(『トゥルーブラッド』)、エミリー役のヘイリー・スタインフェルド(『ディキンスン 若き女性詩人の憂鬱』)らも出演していた。

オリジナル映画から他のキャストの出演があるのかどうか、続報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:

アダム・ディヴァイン©NYKC/FAMOUS