『HAWAII FIVE-0』ダニエル・デイ・キム、アニメ『アバター』のNetflix実写版に出演

アジアをモチーフとした世界観を舞台に、少年たちが火の国の王を倒して火の国との戦争を終わらせるために冒険を繰り広げる、米ニコロデオンと米ニックトゥーンによるアニメ『アバター 伝説の少年アン』(以下『アバター』)。Netflix製作のその実写版に『HAWAII FIVE-0』のチン・ホー・ケリー役で知られるダニエル・デイ・キムが出演することが明らかになった。米Deadlineらが報じている。

ダニエルが演じるのは、火の国の王であるオザイ。冷酷な性格で、誰に対してもあり得ないくらい厳しい自分の基準に合わせることを要求し、特に10代の息子であるズーコ王子(ダラス・リウ『シャン・チー/テン・リングスの伝説』)には厳しい態度をとる。世界を征服し火の国の支配下に置くことを企んでいるが、それは家族にとっては重荷にもなっている。また彼は、先祖が始めた戦争を終わらせることが自分の運命だと信じているという役どころだ。ちなみにアニメ版では、『スターウォーズ』でお馴染みのマーク・ハミルが声を担当していた。

ダニエルはシリーズレギュラーとして、アン役のゴードン・コーミエ(『ザ・スタンド』、カタラ役のキアウェンティオ・ターベル(『アンという名の少女』)、イアン・オウズリー(『13の理由』)らと共演する。

アルバート・キム(『スリーピー・ホロウ』)がショーランナーと脚本を担当し、Rideback社のダン・リン(『ゴジラvsコング』)とマイケル・ゴイ(『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズ)とともに製作総指揮も務める。監督には、ジェット・ウィルキンソン(『マダム・セクレタリー』『殺人を無罪にする方法』)が決まっている。

実はダニエル、この『アバター』シリーズとは以前から関わりが。2006年にはアニメシリーズで、2007年にはビデオゲームで、フォン将軍の声優を担当。また、2012年から2014年にわたって放送されていたスピンオフシリーズ『レジェンド・オブ・コーラ』では、佐藤ヒロシの声も演じた。

Netflixによる実写版『アバター 伝説の少年アン』の配信日は現在未定。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

ダニエル・デイ・キム©FAM008/FAMOUS