⽶国テレビ芸術科学アカデミー主催で毎年アメリカのテレビ業界で功績を残した番組に与えられるアワード、エミー賞。その第78回のノミネートが発表となった。
ドラマ部門を牽引したのは、HBO Maxの傑作医療ドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』だ。前年のエミー賞で同部門を制した絶対王者が、今年はなんと驚異の25部門でノミネートを獲得し、全番組のトップに躍り出た。前回の13部門ノミネートからほぼ倍増という圧巻の躍進を見せた本作は、作品賞をはじめとする主要部門を網羅。なかでも演技部門では、主演男優賞に名前を連ねた主演のノア・ワイリーを筆頭に、計13ものノミネートを叩き出すという驚異的な強さを見せつけている。ノアは前回の受賞に続く連覇に大きな期待がかかる。
ドラマ部門の盛り上がりに負けじと、コメディ部門でも歴史的な大記録が誕生した。同じくHBO Maxの看板コミカルドラマ『Hacks(原題)』が、ファイナルシーズンとなるシーズン5で24部門ノミネートを達成。これは、これまでの歴代最高記録であった『一流シェフのファミリーレストラン』や『ザ・スタジオ』の23部門を塗り替える、コメディシリーズ史上最多のノミネート数となる。コメディ部門の主要ノミネート作品で唯一“いまだに日本未上陸”なのが残念。
各部門のノミネート一覧は以下のとおり。
【ドラマシリーズ部門】
■作品賞(Drama Series)
・『ザ・ディプロマット』(Netflix)
・『ギルデッド・エイジ -ニューヨーク黄金時代-』(HBO Max)
・『ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダムズ』(HBO Max)
・『パラダイス』(Hulu)
・『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』(HBO Max)
・『プルリブス』(Apple TV)
・『窓際のスパイ』(Apple TV)
・『フレンズ&ネイバーズ』(Apple TV)■主演男優賞(Lead Actor In A Drama Series)
・スターリング・K・ブラウン(『パラダイス』)
・ゲイリー・オールドマン(『窓際のスパイ』)
・マーク・ラファロ(『TASK/タスク』)
・ルーファス・シーウェル(『ザ・ディプロマット』)
・ノア・ワイリー(『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』)
■主演女優賞(Lead Actress in a Drama Series)
・ケリー・ラッセル(『ザ・ディプロマット』)
・チェイス・インフィニティ(『テスタメント/誓願』)
・キャリー・クーン(『ギルデッド・エイジ -ニューヨーク黄金時代-』)
・レイ・シーホーン(『プルリブス』)
・ゼンデイヤ(『ユーフォリア/EUPHORIA』)
助演男優賞(Supporting Actor In A Drama Series)
・パトリック・ボール(『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』)
・ビリー・クラダップ(『ザ・モーニングショー』)
・ショーン・ハトシー(『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』)
・ゲラン・ハウエル(『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』)
・ジャック・ロウデン(『窓際のスパイ』)
・トム・ペルフリー(『TASK/タスク』)
・カルロス・マヌエル・ベスガ(『プルリブス』)
助演女優賞(Supporting Actress In A Drama Series)
・テイラー・ディアデン(『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』)
・フィオナ・ドゥーリフ(『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』)
・アリソン・ジャネイ(『ザ・ディプロマット』)
・キャサリン・ラ・ナサ(『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』)
・セピデ・モアフィ(『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』)
・ジュリアンヌ・ニコルソン(『パラダイス』)
・カロリーナ・ヴィドラ(『プルリブス』)
ゲスト男優賞(Guest Actor in a Drama Series)
・コールマン・ドミンゴ(『ユーフォリア/EUPHORIA』)
・アーネスト・ハーデン・Jr.(『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』)
・ジェフ・ヒラー(『プルリブス』)
・ジェフ・コーバー(『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』)
・ジョナサン・プライス(『窓際のスパイ』)
・ブラッドリー・ウィットフォード(『ザ・ディプロマット』)
ゲスト女優賞(Guest Actress in a Drama Series)
・ブリタニー・アレン(『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』)
・タル・アンダーソン(『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』)
・ティナ・イヴレフ(『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』)
・ミリアム・ショア(『プルリブス』)
・メリット・ウェヴァー(『ギルデッド・エイジ -ニューヨーク黄金時代-』)
・シェイリーン・ウッドリー(『パラダイス』)
監督賞(Directing For A Drama Series)
・サリー・リチャードソン=ホイットフィールド(『ギルデッド・エイジ -ニューヨーク黄金時代-』)
・ハネル・M・カルペッパー(『パラダイス』)
・ノア・ワイリー(『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』)
・ヴィンス・キリガン(『プルリブス』)
・ソウル・メッツスタイン(『窓際のスパイ』)
・サリー・リチャードソン=ホイットフィールド(『TASK/タスク』)
脚本賞(Writing For A Drama Series)
・ピーター・アッカーマン&デボラ・カーン(『ザ・ディプロマット』)
・R・スコット・ゲミル(『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』)
・ヴァレリー・チュウ(『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』)
・ヴィンス・キリガン(『プルリブス』)
・ウィル・スミス(『窓際のスパイ』)
・ブラッド・イングルスビー(『TASK/タスク』)
【コメディシリーズ部門】
作品賞(Comedy Series)
・『アボット エレメンタリー』(ABC)
・『一流シェフのファミリーレストラン』(Hulu)
・『Hacks(原題)』(HBO)
・『マーゴのマネートラブル』(Apple TV)
・『こんなのみんなイヤ!』(Netflix)
・『マーダーズ・イン・ビルディング』(Hulu)
・『シュリンキング 悩めるセラピスト』(Apple TV)
・『ウィドウズ・ベイ』(Apple TV)
主演男優賞(Lead Actor In A Comedy Series)
・ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世(『ワンダーマン』)
・スティーヴ・カレル(『ルースター/パパと娘のキャンパスライフ』)
・マシュー・リス(『ウィドウズ・ベイ』)
・ジェイソン・シーゲル(『シュリンキング 悩めるセラピスト』)
・マーティン・ショート(『マーダーズ・イン・ビルディング』)
主演女優賞(Lead Actress In A Comedy Series)
・キンタ・ブランソン(『アボット エレメンタリー』)
・アヨ・エデビリ(『一流シェフのファミリーレストラン』)
・エル・ファニング(『マーゴのマネートラブル』)
・リサ・クドロー(『ザ・カムバック』)
・ジーン・スマート(『Hacks(原題)』)
助演男優賞(Supporting Actor In A Comedy Series)
・コールマン・ドミンゴ(『フォー・シーズンズ』)
・ポール・W・ダウンズ(『Hacks(原題)』)
・ハリソン・フォード(『シュリンキング 悩めるセラピスト』)
・ニック・オファーマン(『マーゴのマネートラブル』)
・スティーヴン・ルート(『ウィドウズ・ベイ』)
・マイケル・ユーリー(『シュリンキング 悩めるセラピスト』)
・タイラー・ジェームズ・ウィリアムズ(『アボット エレメンタリー』)
助演女優賞(Supporting Actress In A Comedy Series)
・デイル・ディッキー(『ウィドウズ・ベイ』)
・ハンナ・アインビンダー(『Hacks(原題)』)
・ジャネル・ジェームズ(『アボット エレメンタリー』)
・ケイト・オフリン(『ウィドウズ・ベイ』)
・ミシェル・ファイファー(『マーゴのマネートラブル』)
・メーガン・スターター(『Hacks(原題)』)
・ジェシカ・ウィリアムズ(『シュリンキング 悩めるセラピスト』)
ゲスト男優賞(Guest Actor in a Comedy Series)
・マイケル・J・フォックス(『シュリンキング 悩めるセラピスト』)
・ブレット・ゴールドスタイン(『シュリンキング 悩めるセラピスト』)
・ハミッシュ・リンクレイター(『ウィドウズ・ベイ』)
・クリストファー・マクドナルド(『Hacks(原題)』)
・ロブ・ライナー(『一流シェフのファミリーレストラン』)
・コナー・ストーリー(『サタデー・ナイト・ライブ』)
ゲスト女優賞(Guest Actress in a Comedy Series)
・レスリー・ビブ(『Hacks(原題)』)
・ジェイミー・リー・カーティス(『一流シェフのファミリーレストラン』)
・ベティ・ギルピン(『ウィドウズ・ベイ』)
・チェリー・ジョーンズ(『Hacks(原題)』)
・ローリー・メトカーフ(『Hacks(原題)』)
・ケイトリン・オルソン(『Hacks(原題)』)
・ローレン・ウィードマン(『Hacks(原題)』)
監督賞(Directing For A Comedy Series)
・ランドール・アインホーン(『アボット エレメンタリー』)
・クリストファー・ストーラー(『一流シェフのファミリーレストラン』)
・アンドリュー・デヤング(『チェア・カンパニー』)
・ルチア・アニエッロ(『Hacks(原題)』)
・メアリー・ルー・ベリー(『The Ms. Pat Show(原題)』)
・ヒロ・ムライ(『ウィドウズ・ベイ』)
脚本賞(Writing For A Comedy Series)
・キンタ・ブランソン(『アボット エレメンタリー』)
・ティム・ロビンソン&ザック・ケイニン(『チェア・カンパニー』)
・ルチア・アニエッロ、・ポール・W・ダウンズ&ジェン・スタスキー(『Hacks(原題)』)
・アンソニー・キング(『ジュリー・デューティ ~7日間の研修旅行~』)
・ケイティ・ディポルド(『ウィドウズ・ベイ』)
【リミテッドシリーズ/テレビムービー部門】
リミテッド/アンソロジーシリーズ作品賞(Limited or Anthology Series)
・『全部、彼女のせい』 (Peacock)
・『BEAST -私のなかの獣-』(Netflix)
・『BEEF/ビーフ』(Netflix)
・『欲望のセントルイス』 (HBO Max)
・『ラブストーリー ジョン&キャロリン』(FX)
主演男優賞(Lead Actor In A Limited Series or Movie)
・リズ・アーメッド(『ベイト』)
・ジェイソン・ベイトマン(『ブラック・ラビット』)
・チャーリー・ハナム(『モンスター:エド・ゲインの物語』)
・オスカー・アイザック(『BEEF/ビーフ』)
・マシュー・リス(『BEAST -私のなかの獣-』)
主演女優賞(Lead Actress In A Limited Series or Movie)
・クレア・デインズ(『BEAST -私のなかの獣-』)
・サリー・フィールド(『親愛なる八本脚の友だち』)
・キャリー・マリガン(『BEEF/ビーフ』)
・サラ・ピジョン(『ラブストーリー ジョン&キャロリン』)
・セーラ・スヌーク(『全部、彼女のせい』)
助演男優賞(Supporting Actor In A Limited Series or Movie)
・リチャード・ガッド(『Half Man(原題)』)
・デヴィッド・ハーバー(『欲望のセントルイス』)
・リチャード・ジェンキンス(『欲望のセントルイス』)
・チャールズ・メルトン(『BEEF/ビーフ』)
・ニック・オファーマン(『デス・バイ・ライトニング』)
助演女優賞(Supporting Actress In A Limited Series or Movie)
・リンダ・カーデリーニ(『欲望のセントルイス』)
・ダコタ・ファニング(『全部、彼女のせい』)
・ローリー・メトカーフ(『モンスター:エド・ゲインの物語』)
・ジョイ・サンデー(『欲望のセントルイス』)
・ユン・ヨジョン(『BEEF/ビーフ』)
・コンスタンス・ジマー(『ラブストーリー ジョン&キャロリン』)
第78回エミー賞授賞式は9月15日(火)開催予定。(海外ドラマNAVI)





