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ものすごく怖いのに大爆笑!『ウィドウズ・ベイ』はあの名作コメディのお試し脚本から誕生していた!

2026年6月17日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

ウィドウズ・ベイ

Apple TVで独占配信中のホラーコメディドラマ『ウィドウズ・ベイ』が、目の肥えた海外ドラマファンの間で大きな話題を呼んでいる。作中に漂う独特の恐怖と世界観に多くの視聴者が引き込まれる中、本作のルーツに、かつてインディアナ州の架空の街ポーニーを舞台にした「もう一つのバージョン」が存在していたことが明らかになった。

ウィドウズ・ベイ
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『ウィドウズ・ベイ』の始まりは名作コメディの“お試し脚本”だった

『ウィドウズ・ベイ』のクリエイターを務めるケイティ・ディポルドは、米Deadlineのインタビューに応じ意外な誕生秘話を明かした。もともと本作は、彼女自身が脚本家や共同プロデューサーとして参加していたNBCの人気コメディドラマ『Parks and Recreation (原題)』(2009-2015)のお試し用の見本脚本として執筆されたものだったという。

同作は、地方自治体の公園緑地課で働く職員たちの日常を描いたドキュメンタリー風のシチュエーション・コメディで、アメリカでは数々の賞を受賞した伝説的な名作だが、日本では未上陸の作品だ。

しかし、当時のホラーコメディ仕立てのバージョンについて、ケイティ自身は「自分で観たかどうかは分からない」と振り返る。

「最初は『Parks and Recreation (原題)』用のスペックスクリプトとして書いたため、もっとジョークが満載だった。コメディ要素が強く、私のユーモアのセンスを伝えるには良い出来だったと思う。でも、正式な番組として自分がそれを視聴していたかはどうかは疑問ね。なぜなら、それでは単なるおふざけのように感じられてしまった可能性があるから。私は一人のホラーファンとして、ただその島の世界観にどっぷりと没入したかった」

コメディとしての瞬発力よりも、ホラーとしての純度の高さを求めたケイティは、さらにこう続ける。

「ニューイングランド(アメリカ北東部)にいるような感覚を味わいたかった。孤立感を覚えながら島を探索し、あらゆる物陰や隙間、そして恐怖をそそる場所を見つけ出したい。それが私の夢。少し変わっている自覚はあるが、これこそが本作の出発点だった」

呪われた島と観光客誘致に奔走する町長

こうして独自のホラー作品へと昇華された『ウィドウズ・ベイ』は、ニューイングランドのある島を舞台にした物語だ。マシュー・リス(『ペリー・メイスン』)演じる町長が、島への観光客を増やしようと奔走する中、奇妙な出来事が連発。やがて、何世紀も前に封印されたはずの呪いが解き放たれていく。

本作が放つ独特の恐怖描写について、ケイティは自身が子どもの頃から追い求めていた「非常にリアルな原体験」がベースにあると語る。

「きっかけは、幼少期からずっと形にしたいと願っていたある感覚。私はいつも、ニュージャージー州のロングブランチにあるボードウォークに行ったときの話をするわ。夏の間に一度、家族とそこへ行っていた。当時の私は中に入るにはあまりにも幼く、6歳くらいだったと思う。その場所はまさに無法地帯で、恐ろしい空間だった。でも、私はそれが大好きで仕方がなかった。中に入る前の期待感だけで浮き足立ち、いざ入れば悲鳴を上げては爆笑していた」

恐怖の刺激に魅了された彼女の行動は、年齢を重ねても変わらなかったという。

「外に出ると叫びながら走り去るのに、次の瞬間にはまた中へ戻りたくなる。どこか危険を伴う興奮。若い頃はよく友達と廃墟を探検しに行っては、走って逃げ出すといったお調子者な行動を繰り返していた。あの感覚が本当に大好きなのだ。ものすごく怖いのに、同時に大爆笑しているというあの独特の感覚を、とにかくテレビ番組で表現したかった」

コメディライターとしての確かな手腕と、筋金入りのホラーファンとしての執念。その二つが奇跡的なバランスで融合したからこそ、『ウィドウズ・ベイ』は唯一無二の輝きを放っているのだろう。

ギレルモ・デル・トロ監督や小島秀夫も大絶賛『ウィドウズ・ベイ』Apple TVで独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:Apple TV画像提供『ウィドウズ・ベイ』

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海外ドラマNAVI編集部

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