現在、アメリカではシーズン2が配信されているPeacockのオリジナルシリーズ『テッド ザ・シリーズ』。映画版の前日譚として人気を博している本作だが、ファンにとっては少々耳の痛いニュースが飛び込んできた。本作のクリエイターであり、主人公テッドの声も務めるセス・マクファーレンは、本作の今後について「シーズン3の計画はない」と明言。その最大の理由は、あまりにも高額な制作費にあるという。
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セス・マクファーレンが語る高額な制作費の壁
マクファーレンが米The Wrapに語ったところによると、配信元のPeacockおよびユニバーサルからは、常にコスト面での懸念を突きつけられていたようだ。
「彼らからは『この番組には本当にお金がかかるし、コストを下げる方法がないんだ』とずっと言われていました。だから私は『わかった、はっきり理解したよ』と答えるしかなかったのです」
こうした状況を受け、マクファーレンはシーズン2のラストを、ある種の区切りとして描いたという。
「(ショーランナーの)ブラッド・ウォルシュとポール・コリガン、そして私は、自分たちを袋小路に追い込んでしまったようなものです。続ける方法があるか? と聞かれれば、何事もやりようはあります。ですが現時点では、ストーリーを成立させるためにかなりの離れ業が必要になるでしょう。今のところ、シーズン3制作の話は聞いていません」
22分ごとに『アベンジャーズ』を作るような過酷な現場
製作に近い関係者によれば、シーズン3の更新に関する最終決定はまだ下されていない。しかし、マクファーレンがこれほどまでに慎重な姿勢を見せるのは、本作がいかに特殊で困難なものであるかを熟知しているからだ。
「毎週これを実現できたのは、VFXチームをはじめとする素晴らしいスタッフたちの功績です。クマにただ動くだけでなく演技をさせるためのCGIの量は膨大で、22分ごとに『アベンジャーズ』映画を作っているようなものです。10年前に映画を2本撮った経験がなければ、到底成し遂げられなかったでしょう」
ファンの救いとなるのは、今年後半にはアニメのスピンオフがPeacockで配信予定であることだろう。実写での続行は不透明だが、あの毒舌テディベアの物語が完全に途絶えるわけではなさそうだ。1993年のマサチューセッツ州を舞台に、ジョンとテッドのハチャメチャな高校生活を描く本作。果たして「物語上の離れ業」によって奇跡の継続は成るのか、今後の動向に注目したい。
『テッド ザ・シリーズ』はU-NEXTで独占配信中。(海外ドラマNAVI)









