“ホラーの帝王”ことスティーヴン・キングが、1990年代に放送されたリミテッドシリーズ『スティーブン・キングのゴールデン・イヤーズ』(以下『ゴールデン・イヤーズ』)を制作することができたのは、デヴィッド・リンチの『ツイン・ピークス』のおかげだと語っている。
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『ツイン・ピークス』のおかげでソープオペラの時代から脱却

1991年に米CBSで放送された『ゴールデン・イヤーズ』は、高齢の清掃員ハーラン・ウィリアムズが研究所の爆発事故に巻き込まれた後に逆行的に若返り始め、政府の秘密機関「ショップ」に狙われるというストーリー。
1990年代初頭はホラーやSFのドラマを立ち上げるのが今よりも難しい時代だった。米New York Timesのインタビューでキングは、1990年に『ツイン・ピークス』が登場するまで唯一の連続ドラマは『ダラス』などのソープオペラばかりだったが、リンチがその概念を覆したと発言。「『ツイン・ピークス』を人間に例えるなら、錯乱状態の男、意識の流れを吐き出す男だ。『ゴールデン・イヤーズ』は、錯乱を抜いた『ツイン・ピークス』のようなもの」と表現している。
つまり、リンチが奇抜でジャンルを超えた連続ドラマを成功させたことで、CBSは『ゴールデン・イヤーズ』の制作に踏み切ったのだ。

物語は、ハーランと妻ジーナが政府の追跡を逃れながら逃亡生活を送る様子を描く。本作はキングによる書き下ろしとなり、キングは自身が子ども時代に夢中になったドラマ『逃亡者』から着想の一部を得て、ラブストーリーも描きたいと考えたそう。米Entertainment Weeklyのインタビューでキングは、「私は(この夫婦を)、彼らがお互いを愛するのと同じくらい大好きだったし、彼らの運命がどうなるのかに大きな関心を抱いていた」と振り返っている。
キングは、従来型のドラマシリーズに興味を持っていなかった。通常の番組は間延びする箇所が多すぎると感じていたことから、物語が速いテンポで進むミニシリーズ(全7話)にしたと説明している。『ゴールデン・イヤーズ』は『TRUE DETECTIVE』のように、シーズンごとに新たなキャラクターで新しい物語を描くアンソロジーシリーズとしての構想を抱いていたが、視聴率が十分ではなく、その望みは叶わずに終わった。
しかし、キング作品のファンやSF・ホラー好きにとっては、当時の挑戦的な試みとして今もなお十分に観る価値のある作品だ。(海外ドラマNAVI)
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参考元:米TV Line



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