米FXの大ヒットシリーズ『一流シェフのファミリーレストラン』で主人公のシェフ・カーミー役を演じ一躍大ブレイク、そして“国民的シェフ”として知られる存在となったジェレミー・アレン・ホワイトが、シーズン5の撮影開始時期や、長期シリーズとの向き合い方について語った。
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長寿作品では集中するのが難しい時期があるけど…
ジェレミーは現在、アメリカ最大の祝日である感謝祭の準備に追われているという。友人宅で開かれる約30人の集まりに手料理を持参する予定だが、『一流シェフのファミリーレストラン』の成功以降、「料理上手であること」を求められるプレッシャーが高まったという。
「シーズン1撮影前のクリスマスでは、僕がみんなのために料理を作ったんだ。それは料理学校に通って、一対一のトレーニングも受けて、キッチンに出入りしていた頃だ。みんな“ああ、本物だね”って感じで、期待してくれているんだな思った」とジェレミーは振り返る。
Varietyのインタビューに答えたジェレミーは、2011年より11シーズンにわたって長期出演したシリーズ『シェイムレス 俺たちに恥はない』で、シーズンを重ねる中“つながりづらさ”を感じたことがあったと明かす。「最初の4年は役に深く入り込んでいた。でも、どんな長寿シリーズでも同じだが、続けば続くほど集中するのが難しい時期が来る。“もう分かってるから”という態度になってしまうタイミングがあって、そうなると怠けてしまう。二度とそうなりたくないんだ」
その経験から、『一流シェフのファミリーレストラン』では常に役と向き合い続ける必要があると感じているという。ジェレミーは、本作と『シェイムレス』との違いをこう説明する。「『一流シェフのファミリーレストラン』は群像劇ではあるけれど、カーミーには強くつながりを感じている。それに、(クリエイターの)クリストファー・ストーラーと働くことは、同年代の仲間と作り上げているという感覚がある。若い頃に出演していた『シェイムレス』とは、状況がまったく違う」
また、『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン5の撮影は2026年1月5日頃にスタートする予定だという。「すぐに撮影が始まるよ」と語り、期待が高まるシーズンに向けて準備が進んでいることを明かした。
ジェレミーは映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』で歌手ブルース・スプリングスティーンを演じたほか、現在はウォール・ストリート・ジャーナルの記者ジェフ・ホーウィッツを演じるアーロン・ソーキン脚本・監督による『ソーシャル・ネットワーク』続編『The Social Reckoning(原題)』の撮影も進行中で、さらに『スター・ウォーズ』新作映画の『The Mandalorian and Grogu(原題)』ではロッタ・ザ・ハット役の声優として出演するなど多方面で活躍している。
『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン1〜4は、Disney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)


