英国を代表する警察ドラマ『ライン・オブ・デューティ 汚職特捜班』シーズン7の更新が正式に決定! BBCにて放送されることが明らかになった。主演のエイドリアン・ダンバー、ヴィッキー・マクルア、そしてマーティン・コムストンの全員が、お馴染みの役を再演する。
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春から撮影されるシーズン7
クリエイターのジェド・マーキュリオが脚本を手掛ける新シリーズは、全6話構成となる。BBCによると、撮影は春に北アイルランドのベルファストで開始するという。
『ライン・オブ・デューティ 汚職特捜班』は2012年に始まり、過去10年間で最も成功したテレビドラマの一つとなった。『アドレセンス』で話題となったスティーヴン・グレアム、タンディ・ニュートン、『トレインスポッティング』のケリー・マクドナルド、『ウォーキング・デッド』のレニー・ジェームズといった実力派俳優がゲスト出演し、その重厚なストーリーテリングで視聴者を魅了してきた。
前回のシリーズ6は2021年に完結しており、最終回は1,700万人以上という驚異的な視聴者数を集め、社会現象を巻き起こした。この最終回をもって、番組が長年にわたり追跡してきた犯罪の黒幕に関するストーリーラインに幕が下ろされたため、当時、BBCと番組クリエイティブチームは、これ以上のシリーズ化の計画はないとしていた。
しかし、シリーズ完結後も復帰への熱狂的な憶測が飛び交い、ついに今回、BBCが11月18日(火)に第7シーズンを開発中であることを正式に発表。ファンからの熱い要望が、まさかの復活を呼び込んだ形となった。
AC-12解散後に挑む「番組史上最もデリケートな事件」
新シーズンは、警察基準監察部(AC-12)が解散し、警察基準監察部として再編されたところから幕を開ける。
スティーブ・アーノット、ケイト・フレミング、そしてテッド・ヘイスティングスのトリオは、依然として警察内部の腐敗に取り組むために活動。しかし、彼らの職務は「かつてないほど困難になっており、この困難な情勢の中で、彼らは番組史上最もデリケートな事件を割り当てられる」という。
シーズン7でAC-12が追うのは、組織犯罪の一連の検挙で称賛されているカリスマ的な警官、ドミニク・ゴフ警視である。彼は地位を悪用し、性的捕食者として行動したとして告発される。しかし、今回の発表では、彼の事件が、影で活動しているより大きな脅威から意図的に注意を逸らすためのものかもしれない、と示唆されており、新シリーズでも予断を許さない展開が待ち受けている。
主演トリオとクリエイターが復活への熱い想いを語る
キャストとクリエイターは、シリーズの復帰について熱い想いを表明している。
クリエイターのマーキュリオは「『ライン・オブ・デューティ』に関わる全員が、番組のファンに多大な感謝を感じています。これまでの6シーズンにわたり、非常に多くの方々がAC-12の浮き沈みを見守ってくださったことは光栄であり、第7シリーズのために復帰できることをこれ以上なく嬉しく思っています」とファンへの感謝を述べている。
マーティンは、この警察ドラマへの出演を「一生に一度の仕事」だと表現した。「番組の成功という面だけでなく、一緒に働く機会を得た人々を、今では最も親しい友人と呼んでいます。再びベストを着て、チームを再結成するのが待ちきれません」と、再集結への期待を語った。
ヴィッキーも「言うまでもなく、『ライン・オブ・デューティ』が戻ってくることにとても興奮しています!ジェド、コムストン、エイドリアンと再び仕事をするのが待ち遠しいです。ベルファスト、またすぐにお会いしましょう!」と、興奮を隠せない様子。
エイドリアンは次のように述べた。「AC-12のクリスマスの日を数えるにあたり、三銃士が来年また一緒に撮影に戻ることを知って、なんて嬉しいことだろう。このニュースに大喜びしており、あのマーキュリオのひねりとどんでん返しを楽しみにしています」
『ライン・オブ・デューティ 汚職特捜班』シーズン1~6はPrime Video(シネフィルWOWOW)やU-NEXTなどで配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:BBC


