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イギリスで社会現象を巻き起こした青春コメディ『思春期まっただ中』、約10年ぶりに再始動か

2025年10月14日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

英国発の青春コメディ『思春期まっただ中(原題:The Inbetweeners)』が、約10年ぶりにスクリーンへ帰ってくる。

『セックス・エデュケーション』あの人、『思春期まっただ中』プロデューサーの新作コメディで主演に

『思春期まっただ中』や『ホワイトゴールド』などのコメディを得意とするクリエイター、デイモン・ビーズリーが英Channel 4で製作中の新コメディで『セックス・エデュケーション』のあの人が主演を務めることが決定したと英Radio Timesが伝えている。 ビーズリーが手掛ける新作『I Hate You(原題)』で主演を務…

英国青春コメディの金字塔

『思春期まっただ中』は2008年にイギリスのチャンネル4系E4で放送開始。冴えない男子高校生4人組が繰り広げる下ネタ満載の日常を描いたコメディで、リアルで痛々しい青春の描写が支持され、瞬く間に人気シリーズとなった。その後、2011年と2014年に公開された映画版『The Inbetweeners Movie』『The Inbetweeners 2』はいずれも全英映画興行収入1位を記録。まさに“英国青春コメディの金字塔”として一時代を築いた。

この度、Banijay UKとFudge Park Productionsが新たな契約を締結し、同シリーズが再び正式に動き出した。現時点では映画かドラマシリーズかは明らかになっていないが、「ラスベガスを舞台にした映画版」が企画のひとつとして検討されているという。さらに、舞台化の可能性も浮上している。

本作の生みの親であるイアン・モリスとデイモン・ビーズリーは、「4人の“お気に入りの友人たち”の新たな冒険を企画できるなんて、信じられないほどワクワクしている」とコメントを寄せた。

昨年8月には、サイモン役のジョー・トーマスがポッドキャスト番組『Always Be Comedy(原題)』で、共演者のジェームズ・バックリー(ジェイ)、サイモン・バード(ウィル)、ブレイク・ハリソン(ニール)とともに「第3作のアイデアを話し合った。僕たちは今でも仲がいいし、みんなでまたやりたいという気持ちはある。“バチェラーパーティ(独身さよならパーティ)”を題材にするのがぴったりかもね。舞台はラスベガスなんて最高じゃない?」と明かしていた。

Banijay UKのCEOは、「イアンとデイモンとは長年の付き合いがあり、今回『思春期まっただ中』の将来について再び話し合えたことをうれしく思う。彼らのクリエイティブな情熱は本当に伝染力がある」とコメント。

プロジェクトの具体的な形態はまだ未定だが、すでに開発は始まっており、近いうちに正式発表が行われるとみられている。(海外ドラマNAVI)

Photo:@DiscussingFilm

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海外ドラマNAVI編集部

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