映画版の公開を控える英ギャングドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』だが、その後に2シーズンにわたる続編シリーズが制作されることが明らかになり、ファンの間で大きな話題となっている。そんな中、原作者でクリエイターのスティーヴン・ナイトが、早くも“次世代版”についての新情報を明かした。
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『ピーキー・ブラインダーズ』映画の後の続編シリーズ製作決定!
ギャングドラマの金字塔『ピーキー・ブラインダーズ』の続編シリ …
1950年代のバーミンガムを舞台にシェルビー家を描く
ナイトによると、この新シリーズは1950年代のバーミンガムを舞台に展開する予定で、「オリジナルよりも優れたバージョンになる可能性がある」と自信をのぞかせている。
英Broadcastのインタビューで、ナイトはこの続編を手がける理由について次のように語った。「単純な理由です。“もっと観たい”という声があったから。私はいつも、自分がやりたいと思えるものしかやらないタイプなんです。『ピーキー・ブラインダーズ』と並行して、バーミンガムで自分のスタジオを設立してきましたが、ようやく形になりました。BBCがこの地域への投資を進めてくれたおかげで、この“次世代”シリーズをここで撮影できるようになったんです」
現時点で新作の詳細は明らかになっていないが、1953年のバーミンガムを舞台に、第二次世界大戦後の爆撃から「コンクリートと鉄で築かれる新しい未来」が描かれるという。
公式のあらすじにはこう記されている。
「スティーヴン・ナイトによる新たな『ピーキー・ブラインダーズ』の時代。バーミンガム再建をめぐる壮大な開発競争が、残酷な争奪戦へと発展していく――。かつてないほどのチャンスと危険が交錯する街の中心には、再び血塗られたシェルビー家の姿がある」
『ピーキー・ブラインダーズ』の主人公トミー・シェルビー役で知られるキリアン・マーフィーは、新シリーズで製作総指揮を務めることが決定しているが、俳優として出演するかどうかはまだ発表されていない。
とはいえ、キリアンが少なくとももう一度“あの男”を演じることは確定している。彼は現在製作中の『ピーキー・ブラインダーズ』映画版に出演予定で、物語は第二次世界大戦下を舞台に描かれるという。
同映画には、レベッカ・ファーガソン、バリー・コーガン、ティム・ロス、ジェイ・リカーゴといった新キャストが加わり、さらにスティーヴン・グレアム、ソフィー・ランドル、ネッド・デネヒー、イアン・ペック、パッキー・リーといったおなじみのメンバーも再登場する。ただし、彼らのうち誰が新シリーズに続投するのかは、まだ明らかになっていない。
どんどん広がっていく『ピーキー・ブラインダーズ』ユニバースの今後に注目だ。『ピーキー・ブラインダーズ』全6シーズンはNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)