DCドラマ『ピースメイカー』シーズン2第6話で、次回作『Superman: Man of Tomorrow(原題)』へとつながる展開が描かれた。シリーズのクリエイターでありDCスタジオの共同代表を務めるジェームズ・ガンが、主人公クリストファー・スミス(ジョン・シナ)の今後についてDeadlineに語った。
(以下、一部ネタバレを含みます)
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登場するのは『ピースメイカー』シーズン3ではない
現時点で『ピースメイカー』シーズン3の制作予定はないという。ガンは「第8話でさらに分かることがある。正確に言えば『ピースメイカー』シーズン3というわけではない。ただ、完全に可能性を否定するわけではない」とコメント。さらに「一部のキャラクターは別の作品に登場する」とも明かした。
以前からガンは、ヴィオラ・デイヴィス演じるアマンダ・ウォラーを主人公にしたスピンオフ企画を温めてきたが、開発はスローペースだという。
また視聴者の間では、シーズン1のラストでクリスが父オーギー(ロバート・パトリック)を殺したのは“クローン”ではないか、本物のオーギーは別の世界で生きているのではないかといった推測が広がっている。これについてガンは「どれも違う」と明確に否定した。ただし次回で「ロバート・パトリックの素晴らしい演技」とともにオーギーの新たな側面が描かれると予告している。
また、シーズン2に登場したスーパーマンやジャスティス・リーグのクロスオーバーシーンについては、長編映画撮影の合間に複数の土曜日を使って撮影されたことも明かした。第1話の新ジャスティス・リーグ登場シーンは1日で、フランク・グリロやニコラス・ホルトの出演シーンは別の日に撮影されたという。第8話ではさらなるスーパーマン関連キャラクターの登場が予定されている。
一方、長らく開発中の映画『The Authority(原題)』についてもアップデートがあった。ガンは「スーパーマンをはじめとする他のDC企画と重なり、脚本の進行が難しかった」としつつも「最近、素晴らしいクリエイターが興味を示してくれた」と明かし、プロジェクトが頓挫していないことを強調した。
『ピースメイカー』シーズン1はU-NEXTで独占配信中。シーズン2は毎週金曜日に配信中。(海外ドラマNAVI)