“ホラーの帝王”スティーヴン・キングの「異能機関」をドラマ化した『The Institute(原題)』がシーズン2に更新された。米Varietyなど複数のメディアが伝えている。
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キングが2019年に発表した「異能機関」は、テレキネシスもしくはテレパシーの超能力を持つ少年少女を拉致する謎の機関〈研究所〉を舞台にしたSFスリラー。〈研究所〉のスタッフから暴力的な検査を繰り返される子どもたちの一人、12歳のルークは施設からの逃亡を試みる…。キング作品の影響が色濃いSFホラードラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の設定を彷彿とさせるストーリーだ。
米MGM+にて7月13日からリリースされた『The Institute』は、同プラットフォーム史上最高のオープニング成績を収めたこともあり、シーズン1最終話がお披露目となる直前、順当にシーズン2へと更新されることが決まった。
本作のキャストには、『Weeds ~ママの秘密』で主人公のナンシー・ボトウィンを演じたメアリー=ルイーズ・パーカー、『ナルニア国物語』シリーズでカスピアン王子を演じたベン・バーンズも名を連ねる。そのほかには、ジョー・フリーマン(『Doctors(原題)』)、シモーネ・ミラー(『Detention Adventure(原題)』)、フィオン・レアード(『アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実』)、ハンナ・ギャルウェイ(『セックス/ライフ』)、ジェイソン・ディアス(『The 100/ハンドレッド』)、ジュリアン・リッチングス(『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』)、ロバート・ジョイ(『CSI:ニューヨーク』)などが出演する。
監督・製作総指揮を務めるのは、過去にも『アンダー・ザ・ドーム』『ミスター・メルセデス』『アウトサイダー』というキング原作のドラマ化に関わったことがあるジャック・ベンダー。『SEAL Team/シール・チーム』のクリエイターとして知られるベンジャミン・カヴェルがショーランナーを担当する。
原作者でありドラマ版の製作総指揮に名を連ねるキングは、更新を受けて「〈研究所〉から逃れた子どもたちには、自由になったものの追われる立場となったことで新たな危険が待ち受けている。今後の展開が待ちきれない」と述べた。
さらに彼は、Xで更新を報告。その際に「人は、時には戦い続ける意思を示すだけで勝つこともある」と綴っている。
Sometimes you win just by showing them you're still willing to fight. #TheInstitute will return for Season 2 on @MGMplus pic.twitter.com/WU5JsXzSVf
— Stephen King (@StephenKing) August 22, 2025
MGM+の代表マイケル・ライトは次のように発言。「『The Institute』はその独特なストーリーテリングと俳優たちの卓越した演技によって、スティーヴン・キングの唯一無二の世界観を見事に映像化し、観客を魅了してきました。このゾクゾクするような旅をシーズン2へと続け、膨らませ、〈研究所〉の秘密により深く迫ることができることを、とても嬉しく思っています」
ベンダーとカヴェルは共同声明を発表した。「シーズン1に対する反響にはとても満足しています。素晴らしいキャストとスタッフの献身のおかげです。マイケル・ライトをはじめとしたMGMの皆さんが、スティーヴンの力強く、今の時代にぴったりの物語をこれからも続けられるようにしてくれたことにワクワクしています。このプロジェクト開始当初から、登場人物たちが直面する世界の危険をくぐり抜けていく中でまだまだ語るべき物語があると、私たちは常に感じていました」
『The Institute』シーズン2は、シーズン1と同じく8話構成となる。『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン1~4はNetflixにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)
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