【配信】海外ドラマランキング｜『ブラインドスポット』が復権！シュワちゃん主演ドラマは奮わず

全米で配信中の海外ドラマおよび映画（ドキュメンタリー・リアリティショー含む）におけるランキングトップ10（ニールセン調べ）が発表された。「オリジナルドラマ」「非オリジナルドラマ（※放映権を獲得した他社作品）」「映画」という3部門における全米でのストリーミング（配信）ランキングを紹介しよう。

配信ランキング（ニールセン調べ）

2025年6月9日（月）から6月15日（日）までの順位は以下の通り。

ドラマ（オリジナル）

ドラマ（非オリジナル）

映画

※配信先は、現地アメリカでのプラットフォームを記載。

前週、2025年で4番目の好成績となる視聴時間28億8000万分を記録した『ジニー＆ジョージア』が、この週もその勢いを保って28億6300万分をマークして他を圧倒。オリジナルドラマ部門は、『ストレンジャー・シングス　未知の世界』が最終シーズンのお披露目に向けて2週続けてフライングでトップ10入りするなど、前週とほぼ同じ顔ぶれに。そんな中、6月12日（木）にシーズン2が追加されたアーノルド・シュワルツェネッガー主演ドラマ『FUBAR』は圏外から8位にランクインしたほか、前週トップ10圏外となった『キャシアン・アンドー』が10位に入った。『FUBAR』の1週目の数値（4億1200万分）は、2023年のシーズン1リリース時（15億3000万分）の27％と大きくダウンしている。また、前週の6月6日（金）配信スタートのオーストラリア発の犯罪ミステリー『生き存えしものたち』が7位に初登場。故郷の町で二人が溺死し、一人が行方不明となった事件から15年後、キーランは家族を連れて故郷に戻る。すると若い女性の遺体が浜辺で見つかり、町はまたしても悲劇に揺さぶられることに。その死をめぐる捜査によって長年隠されてきた秘密も暴かれ始め…。

非オリジナルドラマ部門では、Netflixで配信されるようになった旧作ドラマが2週続けてトップ奪取。前週1位の『Animal Kingdom（原題）』はその時を上回る数値を残した（11億3500万分→14億300万分）ものの、それを超える18億6900万分の『ブラインドスポット』が首位の座を奪った。

映画部門は、『ストロー：絶望の淵で』と『ザ・コンサルタント2』がトップ2を保つ（順位は交代）一方、前週に続いて6本が入れ替わり。そのうち3本はNetflixの新作で、元UFC世界王者シリル・ガーヌが主演したアクション映画『K.O.』が8位、2021年と2023年に起きた悲劇にフォーカスしたドキュメンタリー2本、『潜水艇タイタン：オーシャンゲート社が犠牲にしたもの』と『とんでもカオス！：アストロワールド2021』が4位と10位に入った。残る3本は旧作で、今年日本でも公開したばかりの『白雪姫（2025）』が5位、ジェラルド・バトラー主演の2023年のアクション映画『ロスト・フライト』とウィル・フェレル、ケヴィン・ハート共演の2015年のコメディ映画『ゲットハード/Get Hard』が3位と6位につけた。

『FUBAR』シーズン1～2はNetflixにて独占配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：米Hollywood Reporter、米Deadline