ヒューゴー賞受賞作「マーダーボット・ダイアリー」を原作としたApple TV+によるSFドラマ『マーダーボット』が、シーズン2へ更新されたことがわかった。
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アレキサンダー・スカルスガルド主演『マーダーボット』
物語の主人公は、自ら改造を施したセキュリティ・コンストラクト、通称「マーダーボット」。彼は人間の感情に恐怖を抱きながらも、どこか憎めないクライアントたちの弱さに惹かれていくという、SFスリラーとコメディが絶妙に融合したユニークな作品である。
シーズン1では、ただひたすら未来のソープオペラを見て一人で過ごしたいと願うマーダーボットが、その自由意志を隠しながらも危険な任務を遂行していく姿が描かれた。孤独を愛する彼が、宇宙のどこかに自分の居場所を見つけられるのか、その行く末に注目が集まっている。
Apple TV+での更新を受け、声明を発表
Apple TV+のプログラミング責任者であるマット・チェルニスは、今回の更新発表に際し、「クリス、ポール、アレクサンダー、そして『マーダーボット』チーム全員が、独創的で中毒性があり、機知に富み活気あふれる素晴らしい映像化を実現し、世界中の観客の想像力を掴んだ。シーズン2での『マーダーボット』、そしてもちろん劇中の人気ドラマ『サンクチュアリムーン』の次なる展開をお見せできるのが待ちきれない」と語り、作品への高い評価と続編への期待を表明した。
主演のアレクサンダー・スカルスガルド(『ビッグ・リトル・ライズ』)をはじめ、シーズン1にはノーマ・ドゥメズウェニ(『メイド・フォー・ラブ』)、デヴィッド・ダストマルチャン(『アントマン&ワスプ』)、サブリナ・ウー(『人生の最期にシたいコト』脚本家)、アクシャイ・カンナ(『ポライト・ソサエティ』)といった実力派キャストが名を連ねている。