英BBCの新作ドラマ『Dear England(原題)』の主要キャストが発表され、『ドクター・フー』シリーズ初の女性ドクターとして知られるジョディ・ウィッテカーの出演が決定した。
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『ドクター・フー』ジョディ・ウィッテカーが、10代目ドクターのデヴィッド・テナントから貰ったアドバイスとは!?
英SF人気ドラマ『ドクター・フー』で女性ドクターとして13代目に抜擢されたジョディ・ウィッテカーが、10代目ドクターのデヴィッド・テナントから貰ったアドバイスを明かしている。米Comicbook.comが報じた。 英犯罪捜査ドラマ『ブロードチャーチ ~殺意の町~』で共演したことがあるジョディとデヴィッド。ドクター役に決…
実在のコーチ・選手がモデルに
『Dear England』は、イングランド男子サッカー代表の監督を2016年から8年に渡って務めたガレス・サウスゲートの知られざる改革と、その舞台裏を描く6話構成のドラマシリーズ。ジェームズ・グレアムの大ヒット同名舞台劇を原作に、2026年にBBC OneとBBC iPlayerで放送される予定だ。
ジョディは、選手たちのメンタルを支える心理学者ピッパ役を演じる。また、ジェイソン・ワトキンス(『ザ・クラウン』)がFA(イングランドサッカー協会)元会長グレッグ・ダイク役、ジョン・ホッジキンソン(『007 スカイフォール』)がFA元会長グレッグ・クラーク役で出演する。
加えて、ジョセフ・ファインズ(『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』)がサウスゲート役を舞台版から続投。
Jodie Whittaker, Jason Watkins Join ‘Dear England’ As BBC Unveils Who Will Play Harry Kane, Jude Bellingham, Wayne Rooney, Marcus Rashford & Jadon Sancho https://t.co/kxC2966umq
— Deadline (@DEADLINE) July 7, 2025
イングランド代表選手役も多数発表され、ウィル・アンテンブリングがハリー・ケイン、エデム・イタ・デュークがマーカス・ラッシュフォード、ジェイコブ・グリーンウェイがジュード・ベリンガム、ボビー・スコフィールドがウェイン・ルーニーなどを演じる。
舞台版『Dear England』は2023年にナショナル・シアターで初演され、オリヴィエ賞で「最優秀新作劇賞」を受賞。今回のドラマ化では、イングランドが“PK最弱国”と揶揄される中、サウスゲート監督がどのようにチームを再生させていくのか、その過程を描く。
脚本・製作総指揮のグレアムは「ガレスの静かな革命と、その中にあるレジリエンスや思いやりを描くこの物語を、スクリーンで届けられるのは大きな機会」とコメント。制作を手がけるLeft Bank PicturesのCEOも「ジョディ・ウィッテカーは心理学者役にぴったり。優れたキャストと共に“キックオフ”の準備は整った」と意気込んでいる。
撮影はすでにイングランド南部で始まっており、BBCによると「ジョセフ・ファインズとジョディ・ウィッテカーを中心とした素晴らしいチームによるドラマをお届けできる」と自信をのぞかせている。
(海外ドラマNAVI)