リリー・コリンズ主演のNetflixシリーズ『エミリー、パリへ行く』シーズン5は現在制作が進められている。同シリーズでクリエイター兼製作総指揮を務めるダーレン・スターが最新情報を明かした。
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『エミリー、パリへ行く』シーズン5にあのレギュラーキャストは戻らず
Netflixオリジナルシリーズ『エミリー、パリへ行く』シー …
ローマでの撮影を終え、パリに滞在中
現在パリに滞在中のスターは「今回も素晴らしいシーズンになると思っています。最初の4週間はローマで撮影し、そこにいること自体がとても刺激的でした。今はパリに戻っていて、エミリーももちろんパリに帰ってきています」と語った。
Netflixは2024年4月に、シーズン5の制作が5月から開始されることを発表。ローマ撮影ののち、パリで本格的に進行し、2025年に配信予定だ。
また同時に、シーズン4からのレギュラーキャストの続投も明らかにされた。出演者はリリー・コリンズ（エミリー）、フィリピーヌ・ルロワ＝ボリュー（シルヴィー）、アシュリー・パーク（ミンディ）、リュカ・ブラヴォー（ガブリエル）、サミュエル・アーノルド（ジュリアン）、ブリュノ・グエリ（リュック）、ウィリアム・アバディー（アントワーヌ）、さらにエミリーの元恋人アルフィー役のルシアン・ラヴィスカウントも完全復帰。
シーズン4で登場したエミリーの新恋人マルチェロ役のエウジェニオ・フランチェスキーニも続投が決定している。（同じくシーズン4で初登場したジヌヴィエーヴ役タリア・ベッソンの再登場も有力とされている）
一方、カミーユ役で4シーズンにわたってレギュラー出演していたカミーユ・ラザは今回でシリーズを離脱。「彼女の物語は自然な形で終わりを迎えたと思います」とスターは説明。シーズン4終盤で、カミーユはガブリエルとの“やり直し”を試みるも、偽の妊娠を装ったことが発覚し、パリを去っていた。
カミーユがいなくなっても、エミリーの恋愛模様が落ち着くことはなさそうだ。シーズン4のラストではマルチェロと幸せそうな様子を見せたエミリーだが、ガブリエルが彼女を取り戻そうとする場面も描かれていた。「彼女の恋愛はいつだって複雑です。マルチェロがいて、そしてリュカも今シーズンに戻ってくる。恋愛面でも予想外の展開が待っているでしょう」
昨年秋、リュカはシーズン5への復帰について「ガブリエルを演じるのが楽しくなくなった」と語り、「キャラの方向性に失望している」と不満をこぼし、続投が危ぶまれていた。復帰までに苦労はあったのだろうか？ それともただの誤解だったのか？ 「後者ですね。ただの誤解だったと思います。彼自身、出演しないつもりはなかったと思います」
一方、シーズン4では数話の登場にとどまったルシアンは、シーズン5ではレギュラーとして本格復帰。「今シーズンは、彼がほぼ全話に登場します」とスターは明かす。「彼は素晴らしい役者で、もっと大きな役割で戻ってきてくれてとても嬉しいです」
『ニュー・アムステルダム』クリエイターとの新作も
また、スターはユニバーサル・テレビとの包括契約のもと、今年に入って2本のドラマ企画を発表。いずれもシリーズ化前提の大型案件で、1本はPeacock向けの1時間ドラマ『Climbing in Heels（原題）』（原作はエレイン・ゴールドスミス＝トーマスによる近日発売予定の小説）で、もう1本はNetflix向けの30分ドラメディ『Uncorked（原題）』。『Uncorked』は『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』のクリエイター、デヴィッド・シュルナーとの共同脚本となっている。
「どちらの企画にもとてもワクワクしています」とスターは語った。
これまで詳細が伏せられていた『Uncorked』については、ナパバレーを舞台に、女性を主人公にした作品であることが明かされていたが、今回さらに情報が明かされた。
「天才的な女性ワイン醸造家が人生で大きな“再スタート”を切る物語です。ワインの世界を描いていますが、複雑な女性キャラクターの視点から切り込む作品になっています」
一方『Climbing in Heels』は、1980年代ハリウッドを舞台に、5人の野心的な秘書たちの出世物語を描くドラマ。男性社会の“ボーイズクラブ”の内幕と、それに立ち向かう女性たちの姿を映し出す。
現在キャスティングはまだ未定だが、「まずはしっかり脚本を書いてからキャストを考えたい。魅力的な女性キャラクターが多く、力強い役どころが揃っている作品になるはずです」と語っている。
『エミリー、パリへ行く』シーズン1〜4は、Netflixにて配信中。（海外ドラマNAVI）
