Paramount+の人気ドラマシリーズ『スター・トレック：ストレンジ・ニュー・ワールド』が、第5シーズンをもって最終章を迎えることが決定した。米TV Lineが報じている。
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『スター・トレック：ストレンジ・ニュー・ワールド』シーズン3の予告編が公開
Paramount+の人気SFシリーズ『スター・トレック：ス …
シーズン3は7月配信、シーズン4も制作中
2代目船長クリストファー・パイクが指揮するUSSエンタープライズを舞台に1話完結で展開される『スター・トレック：ストレンジ・ニュー・ワールド』は、『ディスカバリー』や『ピカード』とは一線を画した原点回帰的シリーズ。1966年放送開始の『スター・トレック：宇宙大作戦』（Star Trek: The Original Series）のスピリットを受け継ぎ、随所にオマージュが感じられる。
7月17日（木）からシーズン3が本国アメリカでの配信が予定されている本作だが、すでにシーズン4の制作も順調に進んでいるという。最終シーズンとなるシーズン5は全6話構成で、今年後半には撮影スタート予定。これまでの各シーズンが10話構成であったことを考えると、少し短くはなるものの、集大成にふさわしい濃密な物語が期待される。
製作総指揮のアキヴァ・ゴールズマン、ヘンリー・アロンソ・マイヤーズ、アレックス・カーツマンは共同声明で、ファンへの感謝と今後の展望を語っている。
「『ストレンジ・ニュー・ワールド』は当初から、スター・トレックが常に掲げてきた“無限の好奇心、希望、そしてより良い未来が可能だという信念”を称えることを目指してきました」と、彼らはシリーズの根幹にある哲学を強調。
「私たちの素晴らしいキャストとスタッフとともに、構想通りに5シーズンのミッションを完遂する機会を与えてくれたParamount+に心から感謝しています。そして、この旅に大胆に参加してくれた熱心なファンの皆さん、本当にありがとう」と、制作陣とファンへの感謝を述べた。
さらに、「これから皆さんに楽しんでいただける素晴らしい3シーズンが残っています。この冒険はまだまだ終わりではありません」と、シーズン5での完結を惜しむファンへ向けて、今後の展開への期待感を煽った。
カーク時代のスピンオフに期待！ショーランナーたちの意欲
そしてもう一つ、ファンの大きな関心事となっているのが、『ストレンジ・ニュー・ワールド』の物語が、カーク時代のエンタープライズを舞台にしたスピンオフシリーズとして続く可能性だ。
ショーランナーたちは、これらのキャラクターの物語を語り続けたいという意欲を隠していない。2022年、シーズン1フィナーレ後にマイヤーズはVarietyに対し、「TOS時代のエンタープライズの物語を続けることほど望むことはない」と語っている。翌年には、ゴールズマンもVarietyに「もし僕たちの好きなようにできるなら――なにしろヘンリーも僕も欲張りで自虐的だから――すぐにTOS時代に突入して、その先に何が起こるか見てみたい」と述べており、彼らの熱意がうかがえる。
まさに「5年間のミッション」を謳い、壮大な冒険にピリオドを打つこととなる『スター・トレック：ストレンジ・ニュー・ワールド』。パイク船長とエンタープライズのクルーたちが、最後にどのような航海を見せてくれるのか、期待は高まるばかりだ。
『スター・トレック：ストレンジ・ニュー・ワールド』シーズン1～2はParamount+（パラプラ）にて配信中。（海外ドラマNAVI）
