『テッド・ラッソ』ジェイソン・サダイキス、実生活では鬼コーチ!?

Apple TV+の大ヒットコメディシリーズ『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』で心優しいサッカーコーチを演じたジェイソン・サダイキスだが、実生活ではまったく異なるタイプのコーチであるようだ。

 

娘への厳しいバスケ指導を明かす

彼は現在、8歳の娘デイジーのバスケットボールチームのコーチを務めており、その指導スタイルはかなり厳しいものらしい。3月14日に配信されたポッドキャスト『New Heights(原題)』に出演したジェイソンは、娘のチームを指導する自身の様子について冗談交じりに語った。

ホストを務めるカンザスシティ・チーフスに所属するアメフト選手トラビス・ケルシーが「今、娘のチームのコーチをしているって聞いたけど、まるで昔のコーチ・キャンベルみたいだな」と言及。これは、ジェイソンが若い頃に指導を受けたバスケットボールコーチ、ドニー・キャンベルを指している。

ジェイソンは笑いながら、「ああ、もう怒鳴りまくりだよ。“8歳だからって子どもみたいに振る舞うな!いい加減にしろ!俺の体育館から出ていけ!さっさと出ていけ、デイジー!”って感じさ」と、娘への厳しい指導を冗談混じりに語った。

なお、『テッド・ラッソ』のモデルのひとりとも言われるコーチ・キャンベルについて、ジェイソンは「確かに彼は優しい部分もあったが、実際にはもっと叫ぶタイプだった」と説明。「俺は彼の怒鳴り声をかなり浴びたけど、それも当然だったと思う」と自身の経験を振り返った。

『テッド・ラッソ』というキャラクターが多くの人に愛されている理由について、ジェイソンは「これまでの人生で出会った素晴らしい指導者や教師、メンターの良い部分を組み合わせて作り上げたからだ」と語る。

一方で、娘のデイジーはスポーツだけでなく、演技の道にも興味を持っているようだ。彼女は母親であるオリヴィア・ワイルドが監督を務めた2022年の映画『ドント・ウォーリー・ダーリン』で、正式にクレジットされている。

ジェイソンは、フィクションの世界では心優しいコーチだが、現実ではより情熱的な指導者のようだ。

シーズン3で完結したと思われた『テッド・ラッソ』だが、シーズン4は現在着実に進行中。先日はキャストの一人ニック・モハメッドが自身のコメディ・ツアーの日程を『テッド・ラッソ』撮影のために変更する旨をアナウンス。さらに、3月14日には、テッド・ラッソ本人の体で運用されているXの公式アカウントが「やっとパスワードを見つけたよ」と約1年半ぶりに投稿し、シーズン4がいよいよ本格的に始動していることを感じさせた。

『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』シーズン1〜3は、Apple TV+にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

 

Photo:画像提供Apple TV+