ワン・イーボー主演の短編映画『銀幕の友』の劇場公開が決定した。
『銀幕の友』劇場公開決定!
2024年には3本の映画が公開され、名実とも中国のトップスターとして活躍し続けるワン・イーボー。そんな彼が出演する短編映画『銀幕の友』が、2月21日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿、シネ・リーブル池袋、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開することが決定した。
あわせて、日本版予告編とキービジュアル、場面写真も解禁に。さらに、特典付きムビチケカードの発売も決定した。
『銀幕の友』とは?
『銀幕の友』は、映画祭や才能あるクリエイターへのサポートを積極的に取り組む大手ファッションブランド「シャネル」が、中国の若手映画監督や作品を応援する「西寧 FIRST 青年映画祭」とコラボレーションしている特別プログラム「FIRST FRAME」から誕生した短編映画。
今回解禁となったポスタービジュアルは、上映中の映画に夢中になっている観客たちの後ろで、まるで二人だけが別世界にいるかのように、ワン・イーボー演じる詩人リーと受付嬢チョウが静かに向き合い、言葉を交わす場面を切り取ったものになり、「あの人は ささやかなぬくもりを 私にくれました」というキャプションが二人の未来を予感さる。
第53回金馬奨で3冠に輝いた『八月』(2016)でその実力が高く評価・注目されているチャン・ダーレイ監督は次のように語っている。
「これは別れと出会いについての短編映画です。登場人物の二人は孤独ですが、心には火が灯っています。受付嬢のチョウは人生に囚われていますが、心は落ち着かない。詩人リーは現実に打ちのめされても平凡さを受け入れようとせず、まだ秘めた情熱を心に持っています。そんな二人の出会いはとてもロマンティックなのです」
『銀幕の友』作品情報
1990年のアジア競技大会閉幕後のとある中国の田舎町を舞台に、映画撮影所で働く若い受付嬢と各地を旅する内気な詩人の出会いと、楽しかったイベントの閉幕による惜別の情を美しくロマンティックに描いた短編映画。
作品名 | 『銀幕の友』 (別題:我的朋友~映画に愛をこめて~) |
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原題 | 我的朋友(英題:All Tomorrow’s Parties) |
製作年 | 2022年 |
上映時間 | 24分 |
監督・脚本 | チャン・ダーレイ |
キャスト | ワン・イーボー(王一博)〔『熱烈』『風起洛陽~神都に翔ける蒼き炎~』『陳情令』〕 ジョウ・シュン(周迅)〔『チィファの手紙』『如懿伝(にょいでん) ~紫禁城に散る宿命の王妃~』〕 ほか |
『銀幕の友』あらすじ
1990年のアジア競技大会も終わりが近づくと、人々の熱気も静まっていく。
チョウは一人で母親の面倒を見ながら、国営映画スタジオで受付兼チケット販売員として働いていた。ゴビ砂漠と遼寧省を訪れ、遠い地から帰ってきたリーは、理想的な希望で胸をいっぱいにしている。
二人の出会いは風に揺れる枝葉のようであり、青い列車の詩は鼻唄と一緒に浮かび上がる。寒い夜、映画館とは人々にとっての港となる。
『銀幕の友』予告編
『銀幕の友』上映情報
短編映画『銀幕の友』は、2月21日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿、シネ・リーブル池袋、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開(配給:彩プロ)。
なお、当日券は1300円(*障がい者割引あり)となり、2月7日(金)より発売開始となるムビチケカード(1200円)には、特典として内気な青年を演じるワン・イーボーのポストカードが配布される。