2000年代のコメディドラマ『マルコム in the Middle』でブライアン・クランストンと親子役を演じたフランキー・ムニッズが、作品終了後も続くブライアンとの絆について明かした。米Deadlineなど複数のメディアが伝えている。
20年近く経っても連絡を取り、活躍を見に来てくれる“父親”
米FOXで2000年から2006年にかけて7シーズンにわたって放送されたファミリードラマ『マルコム in the Middle』で主人公の天才少年マルコムを演じ、エミー賞やゴールデン・グローブ賞にノミネートされたこともあるフランキー。同作で父親のハルを演じたブライアンとは、放送終了から20年近くが経った今でも交流があり、連絡を取り合っていると明かした。
「彼と一緒に働き始めたのは、僕が11歳か12歳の時だった。僕にとって彼は本当に父親のような存在になったんだ」とポッドキャスト番組『Inside of You(原題)』で話したフランキー。「今でも彼は本質的にハリウッドの神のような存在。僕が言ってる意味、分かるでしょ? 素晴らしい映画やドラマにいくつも出演して、数々の賞に輝いている。文字通りハリウッドの神だよ」とブライアンを絶賛した。
現在38歳のフランキー自身は、主演ドラマ終了後も『クリミナル・マインド』『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』といった人気ドラマでゲストを務めたりと俳優業を続ける一方、昨年1月にNASCARデビューを発表してレーサーとしても活動中。さらにはバンド活動もしたりと多岐にわたって才能を発揮しているが、今もなおブライアンの存在は特別だそう。
「そんな彼がいまだに数週間ごとに連絡をくれるんだ。僕が何をしているかを本当に気にかけてくれて、レースがある時や僕のバンドが演奏する時には駆けつけてくれる。彼はインスピレーションを与えてくれる存在。彼のおかげで、僕も将来誰かにとってのそんな人になるために頑張ろうと思えるんだよ」
ブライアンにとっても、フランキーと共演した『マルコム in the Middle』は思い出深い作品のようだ。昨年初めにブライアンは、同作リバイバルのために再集結する可能性について言及している。「それを実行する可能性についての話し合いはあったよ。映画版でのリユニオンとかね。作中の僕たちはとても素晴らしい家族だったし、“あの家族の20年後に何が起きているかを探る”とか、優れたアイデアがあれば間違いなく前向きに考えるよ。(放送終了から)そんなに経ってしまったのが信じられないけれど、実現したら楽しいだろう」と前向きな姿勢を見せていた。
(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
Photo:ブライアン・クランストン ©AVTA/FAMOUS/『マルコム in the Middle』© 20th Century Fox