『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』主演ブレイク・ライブリーの俳優人生を一挙振り返り!

世界で発行部数約1,000万部の大ヒットを記録した《2022年アメリカで最も売れた恋愛小説》を初映画化。身近に起こり得る“愛する人からの暴力”という問題を背景に、逆境や困難に直面する一人の女性の強さと再生を描く映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』が11月22日(金)に全国公開される。

本作で主人公リリー役を演じるのは、ドラマ『ゴシップガール』のセリーナ役で一世を風靡し、一躍世界中のティーンの憧れの存在となった女優のブレイク・ライブリー。

『ゴシップガール』から15年の時を経て、ティーン世代のアイコンから実力派俳優としての成長を果たしたブレイクが本作で挑むのは、強く美しい大人の女性の“人生の物語”。「リリー役には、自信にあふれていて女性たちの憧れの的のような人が必要だった」と語るジャスティン・バルドーニ監督の条件にぴったりハマり製作陣の満場一致で主演に抜擢されたブレイクの、まさに“憧れの的”であり続けたキャリアを代表作と共に振り返る。

 

ブレイク・ライブリーのキャリアを振り返り

本作は作家コリーン・フーヴァーによる著書(日本語版タイトル:「イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる」二見書房刊)の実写映画で、既に全米1億4,000万ドル以上、全世界3億4,000万ドル以上の興行収入を記録する大ヒットを飾っており、日本での公開も心待ちにされている。

俳優一家に生まれ、幼いころから演技を学んできたブレイク・ライブリーは、11歳の時に父アーニー・ライブリーが監督を務めた映画『サンドマン』(98)で映画デビュー。その後18歳で出演した『旅するジーンズと16歳の夏』(05)で一躍有名になり、20歳で『ゴシップガール』に出演し一躍大ブレイクを果たす。

『ゴシップガール』は、ニューヨークで最もリッチな地域アッパー・イースト・サイドで若きセレブたちが繰り広げる日常をおしゃれで刺激的に描いたドラマシリーズ。ブレイクが演じたのは、裕福な家庭に生まれ、常に話題の中心に君臨している誰もが羨む完璧な美人セリーナ・ヴァンダーウッドセン。誰に対してもフレンドリーで、奔放ながら誰からも慕われる、まさに憧れの存在だ。ブレイクはこのドラマでティーン・チョイス・アワードのブレイクスルー女優賞(テレビ部門)と女優賞(テレビ部門)を受賞し、世界中のティーンのカリスマとして一世を風靡した。

『ゴシップガール』が5年に渡り放送される間もブレイクの映画出演は留まることを知らず、21歳では『旅するジーンズと16歳の夏』の続編『旅するジーンズと19歳の旅立ち』(2008年)、22歳で『ニューヨーク、アイラブユー』(09)と、毎年のように話題の映画に次々と出演。そして24歳で出演した『グリーン・ランタン』(11)では後の夫となるライアン・レイノルズと共演。その後25歳でライアンと結婚し、しばらくの間女優業から離れ、家庭を優先するようになった。

そんなブレイクが女優業に本格復帰したのは、第一子出産後初の出演作となる2015年に公開された『アデライン、100年目の恋』。とある出来事をきっかけに不老不死になり、29歳の姿のまま100年以上を生き続けた女性が真実の愛を見いだすまでの軌跡を描いた物語で、ブレイクは自分以外がみな順当に年を取りこの世を去っていく中、嘘を重ねながら孤独に生き続ける女性の複雑な心境を美しくもミステリアスに演じ話題に。また、32歳で出演した『シンプル・フェイバー』(19)では初の悪役に挑戦し、これまで見たことのないブレイクのダークな一面が称賛を呼んだ。

そんな若きカリスマからダークでミステリアスな悪役まで幅広い役どころを演じ、着実に実力派俳優としてのキャリアを積み重ねてきたブレイクが本作で演じるリリーは、理想のフラワーショップを開くという夢を実現するためにボストンにやってきた、辛い過去を抱えながらも強く明るく生きる女性。

夢の実現に全力を注ぐリリーは、ある日クールでセクシーな脳神経外科医のライルと出会い、情熱的な恋に落ちる。しかしふたりの穏やかな日々は、ライルからの暴力によって壊れてしまう…。ブレイクはリリーというキャラクターに強い思い入れを持っているそうで、「この映画でリリーは人生のターニングポイントにいます。辛い過去もあったけれど、長年の夢が叶い、素敵な人と出会い、明るい未来が見えてくる。しかし彼女の人生は美しくも悲惨な形でひっくり返ります。いろいろな形で彼女の過去が現在に入り込んできて、彼女は人生で最も素晴らしい経験と最も悲惨な経験を同時にすることになります。これほど豊かな物語を語れることにとてもやりがいを感じました」と語っている。

そんな本作は、既に全世界3億4,800万ドルを超える大ヒットを飾っており、リリーの葛藤や苦悩、そして再生が描かれる切なくも力強いストーリーに背中を押される人が続出している。前を向き、自分の信じる道を行きたいと願うすべての人に向けられたこの物語を是非劇場でご覧いただきたい。『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』は、11月22日(金)より全国の映画館で公開。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』11月22日(金)より全国の映画館で公開