「マギー・スミスに捧げる」『ダウントン・アビー』映画第3弾への思いを“息子”が語る

2025年秋公開に向けて制作が進められている『ダウントン・アビー』の映画第3弾について、この世を去ったマギー・スミスへの永遠の追悼になるとヒュー・ボネヴィルが語った。

 

『ダウントン・アビー』映画第3弾の撮影は完了!

9月27日に89歳でこの世を去った名女優マギー・スミス。英ITVの大人気貴族ドラマ『ダウントン・アビー』で先代グランサム伯爵未亡人バイオレット・クローリー役を演じ、3度のエミー賞受賞を達成。

作中で彼女の息子ロバートを演じたヒュー・ボネヴィルは、ラジオ番組「Virgin Radio UK(原題)」に出演し、映画第3弾は亡き名女優に捧げる1本になると語った。

「僕たちはこれが最後になると思われる『ダウントン・アビー』の映画第3弾を撮り終えた。来年の9月に公開予定だ」と話し始めたヒュー。「すべての物語にとって素晴らしい締めくくりになっている。だからファンにふさわしい映画だよ」

「物語のほとんどは屋敷の中で展開して、すべてのキャラクターに別れを告げるような内容なんだ。もちろんマギーにも」「彼女が亡くなってとても寂しい。でも最後の映画は彼女に永遠にトリビュートを捧げる素晴らしいものになる」と内容についてほのめかしながら、作品に込められた思いを明かした。

訃報の後、ヒューは「マギーと共演した誰もが、彼女の鋭い洞察力、機知、そして並外れた才能を証言するでしょう。彼女はその世代の真の伝説であり、多くの素晴らしい演技で永遠に生き続けることとなります。彼女のご家族に心からお悔やみ申し上げます」と追悼の意を表明。

メアリー役のミシェル・ドッカリーや、その他の共演者も「唯一無二の存在」と称え、彼女の死を惜しんでいた。

『ダウントン・アビー』全6シーズンはU-NEXTHuluで配信中。映画第一弾『ダウントン・アビー』、第二弾『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』はAmazon Prime Videoでレンタル配信中。(海外ドラマNAVI)

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