パク・シネの魅力を総まとめ!『美男<イケメン>ですね』から『悪魔なカノジョは裁判官』まで
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『ドクタースランプ』で3年ぶりにドラマ復帰し、変わらない存在感で視聴者を魅了したパク・シネ。本記事では彼女の過去作から魅力を紐解き、ディズニープラスのスターで9月21日(土)より独占配信スタートした『悪魔なカノジョは裁判官』についても触れてみたい。

(以下、物語の内容に触れるネタバレあり)

『美男<イケメン>ですね』2役でカッコよさとかわいらしさを堪能

美男(イケメン)ですね
(c)SBS

2009年に韓国で放送されチャン・グンソクとパク・シネの共演で話題となった『美男<イケメン>ですね』は、日本や台湾でリメイク版が制作されたほどの人気を誇る。この作品がきっかけで韓国ドラマにハマった人も多いのではないだろうか。

パク・シネは、見習いシスターでひょんなことからイケメンバンドに加入することになったミニョと双子の兄のミナムを演じた。パク・シネの男装姿がカッコよく、さらにチャン・グンソクが演じる俺様気質のテギョンとの恋愛模様も見どころとなった。パク・シネのかわいらしさとカッコよさが味わえる2度おいしい作品となっている。

『ピノキオ』しゃっくりの演技に脱帽

ピノキオ
©SBS

2014年に韓国で放送された『ピノキオ』で、パク・シネはイ・ジョンソクとともに主演を務めた。パク・シネは嘘をつくとしゃっくりが出るピノキオ症候群のチェ・イネを演じ、明るくて正義感が強いイネは、イ・ジョンソクが演じるダルポとともに報道記者として成長していく。

嘘をつくとしゃっくりが出るというイナを演じる上で、しゃっくりを出すシーンはさぞかし大変だったかと思うが、パク・シネの高い演技力を改めてこの作品で実感した人は少なくないだろう。イ・ジョンソクとの恋愛だけでなく、報道とは何かを問う社会派の一面がある見応えのある作品だ。

『シーシュポス: The Myth』見事なアクションシーンにくぎ付け

2021年に韓国で放送されNetflixでも配信された作品で、映画『マラソン』で自閉症の成年を演じミュージカル界でも活躍するチョ・スンウと共演した。パク・シネは、チョ・スンウ演じる天才エンジニア、ハン・テスルを守るために未来からやってきたカン・ソヘを演じている。

本作でのパク・シネの魅力は、なんといっても華麗なアクションの数々だ。荒廃した未来の世界で父親から生き抜くすべを徹底的に叩き込まれたソヘは、男性でも素手で倒してしまう高い戦闘能力を持っている。銃を持てば怖いもの知らずで、テスルを守る姿に惚れ惚れする。そんな強いソヘが持っている銃が、カラフルでかわいらしいデザインであるところが女性らしさを醸し出していてほほえましい。

『悪魔なカノジョは裁判官』でも華麗なアクションシーンを見せるパク・シネなので、この作品でその片鱗を見るのも良いかもしれない。

『ドクタースランプ』人生の暗黒期を脱する女性のリアルを好演

『ドクタースランプ』

2024年にNetflixで配信され、パク・シネにとって結婚・出産後の復帰作として注目された『ドクタースランプ』。パク・ヒョンシクと『相続者たち』以来10年ぶりの共演としても話題となった。

パク・シネは幼い頃から頭脳明晰で将来を嘱望され、その期待に応えるべく自らを律し勉強に励んできたナム・ハヌルを演じた。努力の甲斐があって麻酔科医となったハヌルだが、ハードな労働環境と上司からのパワハラが原因で体調を崩してしまう。

パク・ヒョンシクが演じるエリート美容外科医、ヨ・ジョンウとは高校時代から1位の座を争ったライバルだったが、医療事故を起こしてしまい貧乏生活を余儀なくされたジョンウとの再会でハヌルの生活にも変化が生じていく。

何よりも女子高生を演じても違和感のないパク・シネに驚く。そして強い意思で自分の目標を達成したあとに無気力になってしまう様を非常にリアルに演じている。人生の暗黒期に出会ったかつてのライバルと心を通わしていく姿に、ホッとする人も多いのではないだろうか。

『悪魔なカノジョは裁判官』悪魔の裁判官はどう変化していく?

悪魔なカノジョは裁判官
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エリート裁判官カン・ビンナ(パク・シネ)に憑依した悪魔が、熱血刑事ハン・ダオン(キム・ジェヨン)との出会いによって生まれ変わっていくファンタジー・ラブコメディだ。

第2話まで配信された『悪魔なカノジョは裁判官』では、序盤から目が離せない展開となった。エリート裁判官のカン・ビンナはいきなり何者かに刺殺され、地獄の裁判官の悪魔・ユースティティアに憑依され現世に戻ってくる。生前のカン・ビンナとは全く違う性格で、コーラを飲みながら裁判に臨むなど破天荒な裁判官になってしまった。

地獄の裁判官・ユースティティアの使命は、1年以内に殺人を犯した10人の悪人を地獄に連れていくこと。そのため極悪人に対してわざと軽い刑を言い渡し、日常生活に戻り再犯をするタイミングで捕らえるという手法を取る。1人目に選ばれたのは、恋人に激しい暴力をふるうストーカー男だった。

ユースティティアが憑依したカン・ビンナのモットーは「被害者が味わった何倍もの苦痛を与えて地獄に連れていく」こと。ストーカー男に激しい暴力をふるい、苦痛を味わわせるカン・ビンナが恐ろしい。

ユースティティアが憑依する前と後のカン・ビンナを演じるパク・シネの演技が見事で、特に目つきの変化に注目してほしい。そしてユースティティアが憑依したカン・ビンナは血も涙もないが、どこか憎めないかわいらしさを醸し出しているところも魅力だ。

極悪非道な悪人を悪魔ならではの方法で成敗するスカッとしたドラマになりそうだが、第2話の最後では、キム・ジェヨンが演じるノボン警察署強力2班の刑事、ハン・ダオンをいきなり刺してしまう衝撃的なシーンが描かれた。この二人の関係は今後どうなるのか、そして本来のカン・ビンナはなぜ刺殺されてしまったのか、謎が多い。今作でもパク・シネの演技に期待が高まる。

(文/咲田真菜)

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