『ギャング・オブ・ロンドン』シーズン2が2024年冬、日本初上陸!シーズン1の配信も

『ザ・レイド』シリーズの鬼才ギャレス・エヴァンスが手がけ、世界中のアクション映画ファンを魅了した『ギャング・オブ・ロンドン』シーズン2を今冬より独占日本初放送・配信することが決定! それに先駆け、シーズン1をスターチャンネルEXにて10月22日(火)より全10話一挙配信(字幕版・吹替版)。そしてBS放送のスターチャンネルでは11月18日(月)よりTV初放送スタートとなる。

 

『ギャング・オブ・ロンドン』とは

ウェールズ出身のイギリス人でありながら、インドネシアで格闘技アクション映画『ザ・レイド』を監督し一躍世界で注目され、続編『ザ・レイド GOKUDO』では松田龍平、遠藤憲一、北村一輝ら日本人俳優を起用したことも話題となった映画監督ギャレス・エヴァンスが本シリーズの企画・脚本・監督を兼任する。

その世界最高のアクション映画監督の一人であるエヴァンスが手がける初のTVシリーズということで期待された『ギャング・オブ・ロンドン』シーズン1は多国籍なギャングたちをめぐるストーリー、想像をはるかに超えた圧巻のアクション、過激なバイオレンスシーンに世界中の映画ファンが熱狂! 「『ゴッドファーザー』と『ザ・レイド』の融合!」「第6話のアクション・シーンは映画を越えた!」と話題が話題を呼び、シーズン3の製作も決定済みだ。

『ギャング・オブ・ロンドン』あらすじ

ロンドンの裏社会を牛耳っていたギャングのボス、フィン・ウォレス(コルム・ミーニイ)が何者かに殺害された。

フィンの親友であり右腕だったエド・ドゥマニ(ルシアン・ムサマティ)は事態の収拾に動くが、組織を引き継いだウォレス家の次男ショーン(ジョー・コール)は犯人探しに躍起になり、アルバニア系ギャング、クルド系武装組織、パキスタン系麻薬カルテル、ウェールズ系キャンパー、ナイジェリア系ギャングなど、対立する組織は反目しあい、ロンドンの暗黒街は混乱に陥る。

そんな中、ウォレス家の下っ端エリオット(ショペ・ディリス)はある出来事をきっかけにショーンに見込まれ、彼の配下として働くことに。

ボスを殺したのは誰なのか? 人種のるつぼであるロンドンの裏社会を舞台に、国境を越えた壮絶な抗争が始まる―。

『ギャング・オブ・ロンドン』キャスト

キャストも英国屈指の注目俳優揃いだ。ロンドン暗黒街を牛耳るウォレス家の後継ぎ、ショーンを演じるのはジョー・コール。『ピーキー・ブラインダーズ』の三男坊ジョン役で人気を集め、『暁に祈れ』では実在のボクサーを演じ絶賛された。『ハリー・パーマー 国際諜報局』ではメガネの敏腕スパイを演じている。

ショーンの部下となるエリオットを演じるショペ・ディリスは本作の過激なアクションで注目され、ゲイリー・オールドマン主演の『窓際のスパイ』シーズン3から出演中。頭脳明晰なギャング、アレックスを演じるのは『ラザロ・プロジェクト 時を戻せ、世界を救え!』、『ザ・キャプチャー 歪められた真実2』のパーパ・エッシードゥだ。

脇を支えるのは、ミシェル・フェアリー、ルシアン・ムサマティ、デイビッド・ブラッドリーという『ゲーム・オブ・スローンズ』を彩ったベテラン勢で、本国での放送当時、“ギャング版ゲーム・オブ・スローンズ”と話題を呼んだ。

この度解禁された特別映像では、シーズン1の予告映像に加え、待望のシーズン2のメイキング映像が収められている。血まみれになったキャスト陣や爆発映像、銃撃された車など、ギャングの抗争のさらなる激化を予感させる。

『ギャング・オブ・ロンドン』見どころ

鬼才ギャレス・エヴァンスが手がけた初のTVシリーズ

ロンドンの裏社会を舞台に、ギャング一家をめぐる抗争と復讐劇を鬼才エヴァンス流のアクション・シーンの連続で描く。偉大な父からファミリーを継いだ息子の物語と壮絶なバイオレンス・アクションの融合は“『ゴッドファーザー』×『ザ・レイド』”と評され、全く新しいギャング・シリーズが作り上げられた。

ギャングのボスを殺害した犯人探しを中心に、組織を捜査する警察チーム、国際的な犯罪組織、謎の傭兵部隊、権力をにぎる出資者などさまざまなキャラクターが入り乱れて、「やるか、やられるか?」「次に死ぬのは誰か?」「裏で手を引く黒幕は誰なのか?」という仁義なき世界の容赦ない闘いがスリリングに描かれている。

歴史に残る第6話ラスト20分の銃撃シーンは必見

本作の一番の魅力は壮絶なアクション・シーンと容赦ないバイオレンス描写だ。毎回決め手となる武器が登アクション・シーンタ、斧、スナイパーライフルなど、見るからに痛そうな武器がアクション・シーンで使用される。パブでの乱闘、殺し屋との死闘、人質への拷問など、空前絶後のシーンの連続に驚く。その中でも必見なのは、ギャレス・エヴァンス監督が心血を注いで挑んだ第6話だ。のどかな田舎の農家を舞台に繰り広げられるラスト20分の銃撃戦は圧巻の一言で、映画でも前例のないアクション史に残る傑作シーンとして多くのファンを唸らせた。エヴァンス監督は「今までにない挑戦だった。『リオ・ブラボー』のような西部劇のシチュエーションで、延々と続くアクションの連続をやりたかった」と語っている。

Rotten Tomatoesでも91パーセントの高評価

ガーディアン紙、METRO紙など英メディアで高評価を受け、2020年に放送されたベストドラマと評するメディアもあるほど。

辛口批評サイト、Rotten Tomatoesでも91パーセントという非常に高い数字を叩き出した。その後、2022年のシーズン2も絶賛され、2024年にはイギリスでのシーズン3の放送も決定している。

マルチカルチャー都市、ロンドンの現実をリアルに描く

“人種のるつぼ”であるロンドンには世界各地からやってきたさまざまな移民が住むが、本作ではそんなロンドンのダークな現実をリアルに描いている。

アルバニア系ギャング、クルド系武装組織、パキスタン系麻薬カルテル、ウェールズ系キャンパー、ナイジェリア系ギャングなど、裏社会に存在するさまざまな組織が登場。その組織をまとめあげて、一つの秩序を築き上げたのがフィン・ウォレスという設定になる。ドラマのなかでは、裏社会で稼いだ金を、ウォレス社が不動産・都市開発によって資金洗浄するという巧妙なビジネスのやり口が披露されるが、実在の犯罪組織や犯罪内容についての綿密なリサーチの結果、このプロットが作り上げられたという。

また、金融都市ロンドンの出資者たちが絶大なる権力を持ち、物語の重要な鍵をにぎっているのも興味深い。

『ギャング・オブ・ロンドン』シーズン1はスターチャンネルEXにて10月22日(火)より全10話一挙配信(字幕版・吹替版)。BS放送のスターチャンネルでは11月18日(月)よりTV初放送スタート。シーズン2は2024年冬上陸予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ギャング・オブ・ロンドン』シーズン1© GOL PRODUCTION LIMITED (2020). ALL RIGHTS RESERVED.
『ギャング・オブ・ロンドン』シーズン2© GOL PRODUCTION LIMITED (2022). ALL RIGHTS RESERVED.