『ビバヒル』ケリー役のジェニー・ガース、リブート版への出演を後悔「断れなかった」

大ヒット青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校/青春白書』でケリー役を演じたジェニー・ガースが、2008年に米The CWで放送されたリブート版『新ビバリーヒルズ青春白書』への出演を後悔していることを明かした。

 

リブート版には出演しなかったキャストも…

『ビバリーヒルズ高校白書』『ビバリーヒルズ青春白書』のリブート版として2008年から5シーズンにわたり製作された『新ビバリーヒルズ青春白書』

本作はカンザスの田舎からビバリーヒルズへと引っ越してきたアニーとディクソンが主人公。二人は大都市で始まる生活に大きな希望を胸に、ウェスト・ビバリーヒルズ高校へと編入するが、そこに通うセレブ高校生たちは、ドロドロとした人間関係の中で恋愛をし、ドラッグや妊娠など、屈折した学園生活を送っていて――。

今週末、90s Con 2024に参加したジェニーは、パネルでのトークセッションで『新ビバリーヒルズ青春白書』への出演を後悔していると米Peopleにコメント。

90s Conに共に参加していたデビッド役のブライアン・オースティン・グリーン、アンドレア役のガブリエル・カーテリス、スティーブ役のアイアン・ジーリングらの名前を出し、「(リブートに出演しなかった)彼らに対して悪く思ってほしくない。プロデューサーは友人の知り合いで、彼はうちに来て私のリビングで“これは一生に一度のチャンスなんだ”って説明したのを覚えている」と、当時を振り返った。

「彼に頼まれて、その時は断り方がわからなかった。でも、皆親切だったし、彼らの成功を心から願っているわ」

本家シリーズ終了後からわずか8年後にリブート版製作を決定したことについて、アンドレア役のガブリエルは「私はやりたくなかった。新しいドラマをやると聞いて本当に驚いたわ。“そんなにこのドラマが恋しくて、何度も再創造しようとしているの?”って思った」と語った。

デビッド役のブライアンも「まったく悪気はないけれど、10年間やったんだから、“はい、おしまい”でいいじゃんって思ったんだ」と続けた。

リブート版には良い思い出のないキャストたちだが、2019年には再集結し、モキュメンタリー形式の『ビバリーヒルズ再会白書』を制作。ジェニー、ガブリエル、ブライアン、アイアンとブランドン・ウォルシュ役のジェイソン・プリーストリー、ブレンダ・ウォルシュ役のシャナン・ドハティ、ドナ・マーティン役のトーリ・スペリングの7人が架空の『ビバヒル』30周年記念ファンミーティングへ参加したことがきっかけで続編を製作するまでの葛藤や舞台裏を描いたドラマが誕生していた。

『新ビバリーヒルズ青春白書』は全5シーズンがU-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:Xアカウント@THRより