スタイリッシュな人気リーガルドラマ『SUITS/スーツ』の新スピンオフ『Suits: L.A.(原題)』の主人公テッド・ブラックは、ハリウッドで名高い実在の人物がモデルになっているのだという。一体、誰なのだろうか?
検察官からエンタメ界に転身した敏腕
『Suits: L.A.』の主人公は元ニューヨークの検察官で、マフィアから逃げるために、ロサンゼルスで刑事事件とエンターテインメント問題を専門にした法律事務所を構えたテッド・ブラック。彼が、旧友のスチュアート・レーンとともに15年前に始めた同事務所が危機的な状況を迎えたことから、テッドは新たな道を模索することになるようだ。
米Deadlineによると、テッド・ブラックのモデルは、ハリウッドのタレント・エージェンシーCAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)のエージェントとして知られるテッド・チャービン。『SUITS』のクリエイターでこの新シリーズの脚本・製作総指揮も手掛けるアーロン・コーシュもかつてCAAに所属しており、彼のクライアントだった。
Who Is Ted Black? How A Top Hollywood Agent Inspired 'Suits L.A.' https://t.co/tLmadKbXd6
— Deadline Hollywood (@DEADLINE) August 7, 2024
ニューヨーク州で育ったチャービンは、ハーバード大学ロースクールを卒業後にニューヨークの連邦検事となり、コロンビアの麻薬カルテルの首領をはじめとするギャングや、そのほかの組織犯罪の首謀者を追い詰めた人物。その後、29歳で仕事を辞めたチャービンは、ハリウッドのタレント・エージェントとして成功しようとロサンゼルスへ移る。彼は、小規模な事務所ブローダー・カーランド・ウェブでエントリーレベル職から始め、CAAと世界有数のエンターテインメント・スポーツ・エージェンシーであるICMの合併前にパートナーになった。
そんなチャービンの人生の一部がドラマで描かれるのは、『Suits: L.A.』が初めてではない。人気医療コメディドラマ『scrubs ~恋のお騒がせ病棟』の主人公JD(ザック・ブラフ)とターク(ドナルド・フェイソン)は、同作でクリエイターを務めたビル・ローレンスとチャービンの大学のルームメイトがモデルになっているそうだ。
また、タレント・エージェントといえば、ハリウッドの舞台裏を描いた人気コメディドラマ『アントラージュ★オレたちのハリウッド』が思い浮かぶが、同作に登場するタレント・エージェントのアリ・ゴールド(ジェレミー・ピヴェン)は、タレント・エージェンシーEndeavorのCEO、アリ・マニュエルがモデルになっている。チャービンは2017年、「要するに私は、司法省のバッジと引き換えに現実のアリ・ゴールドになり、自分なりの『アントラージュ』を実現しようとしたのです」と語っていた。
『Suits: L.A.』でテッド・ブラックを演じるのは、DCドラマ『ARROW/アロー』に主演したスティーヴン・アメル。すでに本プロジェクトは米NBCでのシリーズ化が決定している。
『SUITS/スーツ』全9シーズンはHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
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