いよいよ本日より配信が始まった韓国ドラマ『サムシクおじさん』。配信開始にあわせてソン・ガンホとピョン・ヨハンの日本独占インタビューが到着した。
『サムシクおじさん』ソン・ガンホ&ピョン・ヨハン インタビュー全文
今回、35年のキャリアを誇り、世界が認める名優ながら、ドラマシリーズに初挑戦ということで新人俳優として本作の撮影に挑んだというソン・ガンホ。会見でも楽しいエピソードを沢山披露してくれたが、日本の独占インタビューでは、映画とドラマの現場の違いや、ドラマシリーズの主演を通して得られた新しい発見について語ってくれた。
――映画のキャリア35年、ドラマは初挑戦ということで、今回撮影する中で、映画の現場とドラマの現場で何か違うなと感じたところは、ありましたか?
ソン・ガンホ:根本的に大きな違いはないと思うんです。同じ演技をする、また、俳優同士、共演者同士で、「アンサンブル」をするという部分は同じだと思います。ですが映画は2時間という目安があって、その時間内に物語を凝縮して作る一方、ドラマは長いストーリーで長い息を持って視聴者のみなさんに作品を届けることになります。ですから映画よりは、ドラマの方がより繊細な表現ができる側面はあるんじゃないかなと思うんです。
――なるほど、新たな発見という点では、繊細な表現ができる、ということでしょうか?
ソン・ガンホ:そうですね。映画は、インパクトが強く圧縮された表現をする一方で、ドラマは視聴者のみなさまにもう少し「繊細に長い息を持って伝える」という面では、やっぱり効果的に伝えやすかったりします。ですので、映画とドラマはもともとの“特性”が違うんじゃないかなと感じました。
また、ソン・ガンホ演じたドゥチルとともに、自国を豊かにするため奮闘する、アメリカ帰りのエリート青年キム・サンを演じたピョン・ヨハン。ドラマの中でも二人の絆や関係性も見どころだが、共演シーンも多かった二人。撮影についてピョン・ヨハンが振り返る。――ピョン・ヨハンさん、ソン・ガンホさんとの共演シーンで一番記憶に残るシーンはありますか?
ピョン・ヨハン:サムシクとキム・サンは、壮大な計画の元で手を組むことになるんですね。二人は、愛憎こもごもとした関係で、お互いに(相手を)守ってやったり、また労わったり、怒りをぶつけたり、色々な感情が錯綜してるんですが、そういう意味では、特定のシーンを挙げることは、ちょっと難しいかもしれません。ただ、結論から申し上げますと、ソン・ガンホさんと共演させていただいて本当に幸せでした。ソン・ガンホさんは先輩や後輩たちにすごく気を配ってくださって、現場を仕切ってくださったんですね。我々の感情の機微とか、キャラクターがうまく表現できるようにと、いろいろと気を使ってくださったという面では、非常に印象に残っている現場です。
――素敵な現場だったのですね。現場でのとっておきのエピソードがあれば教えてください。
ピョン・ヨハン:エピソードは本当にあげればキリがないのですが、この『サムシクおじさん』という作品を見事に作り上げるために”みんなが集中したこと”自体がエピソードなんじゃないかなと思います。(ソン・ガンホがツッコミを入れるように吹き出して笑い、ピョン・ヨハンも照れ笑いを浮かべながら大きな笑顔を見せる)
――最後に、代表してソン・ガンホさん。作品を楽しみにしている日本の視聴者へのメッセージをお願いします。
ソン・ガンホ:ぜひ、楽しんでくださーい!
豪快にはっはっは! と笑いながら、陽気にインタビューを締めくくってくれたソン・ガンホ。キャスト同士のリスペクトが感じられる、和やかな雰囲気のインタビューとなった。
予告でも「サムシクは怪しい」「何を企んでいるのです?」「望みは?」というセリフが飛び交い、謎が多い本作。すでに本日から第5話までが一気に配信中。
サムシクおじさんとキム・サンが様々な関係・同盟を結びながら夢に向かいストーリーが錯綜していく。ぜひ、豪華キャストとスタッフが作り上げた、『サムシクおじさん』をぜひ視聴してほしい。
『サムシクおじさん』配信情報
『サムシクおじさん』は、5月15日(水)よりDisney+(ディズニープラス)スターで独占配信がスタート!(全16話/初週5話一挙配信、以降毎週水曜日2話ずつ、最終週3話配信)
- ディズニー作品はもちろんマーベルやスター・ウォーズ、さらにBTSなどオリジナルコンテンツを多数配信!
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