『NCIS』前日譚スピンオフ、駆け出しのギブスのボスに『MAD MEN』のあの人！

犯罪捜査ドラマ『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』のキャラクター、リロイ・ジェスロ・ギブスを主人公にした前日譚スピンオフ『NCIS: Origins（原題）』。現在製作が進んでいる本シリーズで、駆け出しの頃のギブスの上司を演じるキャストが決まった。米Deadlineが報じている。

【ネタバレ】『NCIS』シーズン21フィナーレはどんな内容になる？キャストが明かす

米CBSで放送中の大ヒット犯罪捜査ドラマ『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』シーズン21がフィナーレを迎え、出演キャストが内容や舞台裏について明かした。TV Insiderが報じている。 （以下、シーズン21フィナーレについて重大なネタバレが含まれます） 『NCIS』シーズン21フィナーレ 現地時間5...

新たに決まったキャストは…

本作は『NCIS』の数年前、1991年から始まり、ギブスの若い頃を描く。前日譚では、ギブス（オースティン・ストウェル『イルカと少年』）はNISのキャンプ・ペンドルトン支局で新米特別捜査官としてキャリアをスタートさせ、NCISの伝説的人物マイク・フランクス（カイル・シュミッド（『SIX　アメリカ海軍特殊部隊』）率いる骨太チームの一員となる。

今回新たに決まったキャストは、パトリック・フィクスラー（『MAD MEN　マッドメン』）とジュリアン・ブラック・アンテロープ（『プレデター：ザ・プレイ』）。パトリックは、設立間もないNISペンドルトン支局を監督するNCIS特別捜査官クリフ・ウォーカーを演じる。自分の所属する小さな組織が大物に押しのけられるのを目の当たりにしてきたウォーカーは、NISペンデルトンにふさわしい尊敬される人物になるため、自身のキャリアを賭ける。

ジュリアンは、多忙を極めるサンディエゴ郡検死官事務所で働くカイ・ブラックロック主任検死官を演じる。淡々としているように見えるが、NISとの複雑な関係のせいで自身の弱さに直面することになるというキャラクター。

'NCIS: Origins' Prequel Adds Patrick Fischler & Julian Black Antelope To Cast https://t.co/jbvl6xZPf3

— Deadline Hollywood (@DEADLINE) May 8, 2024

パトリックは最近ではアカデミー賞脚色賞を受賞した『アメリカン・フィクション』に出演。ドラマシリーズでは『Happy！』『コード・ブラック　生と死の間で』『シェイムレス　俺たちに恥はない』などや『ザ・ミル』『アンダー・ザ・シルバーレイク』といった映画にも多数出演。一方ジュリアンは、最近では米Huluのオリジナル映画『プレデター：ザ・プレイ』にコマンチ族のリーダー、チーフ・ケヘトゥ役で出演。その他の過去の出演作には『ザ・フィクション』や『ホールド・ザ・ダーク　そこにある闇』などがある。

そのほかの脇を固めるキャストは

既に決まっているキャストにはギブスの堅物な父親ジャクソン役でロバート・テイラー（『ドリー・パートンのハートフル・ソング』）、ギブスの恩師役マイク・フランクス役をカイル・シュミット（『SIX　アメリカ海軍特殊部隊』）、チームメンバーのララ・ドミンゲス特別捜査官役でマリエル・モリーノ（『約束の地～葡萄と欲望～』）ら。

先日には、『NCIS』の別のスピンオフでトニー＆ジヴァを主人公にした新シリーズの正式タイトルが『NCIS: Tony & Ziva（原題）』であると主演の二人から発表があったばかりだ。

『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』シーズン1～20はHuluにて配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：Deadline