マッツ・ミケルセン、トム・ヒドルストンら来日の【大阪コミコン2024】豪華ゲストと共についに開幕!

過去の東京開催を含めると今年で通算9回目、大阪コミコンとしては待望の2回目の開催となった「大阪コミックコンベンション 2024」(以下「大阪コミコン 2024」)。10名の豪華来日キャストを迎え、5月3日(金)ついに開幕を迎えた。

盛大なオープニングセレモニー

大阪コミコン2024の幕開けを飾るオープニングセレモニーからステージは満席で、ファンの熱気に包まれた。メインMCのLiLiCo&小田井涼平夫妻の登場から大きな拍手が巻き起こり、「いよいよ始まりますよ! 皆さん盛り上がってますか?」の問いかけに場内からは「イエーイ!」の大歓声。PR大使のNMB48のメンバーやアンバサダーのの斎藤工らがあいさつをした後、ついに来日ゲストの登場! まず登場したのは日本のコミコンでもすっかりお馴染みのC.B.セブルスキー(マーベル・コミックス編集長)、両手を高く上げて登場し、「ハロー大阪! まいど! 今年も楽しみましょう!」と相変わらず流暢な日本語で挨拶。

そして日本でも大人気のトム・ヒドルストン(『ナイト・マネジャー』)の登場に立ち見含めて会場を埋め尽くしたファンから一段と高い声援が飛び、それに応えるように客席の隅から隅まで観ながら手を振り、「大阪に来れてとても嬉しい、みんなに会えて嬉しいです」と満面の笑みを浮かべながら日本語で今の想いを語った。

今回日本のコミコンに初参加となるソフィア・ディ・マルティーノ(『ロキ』)も「お招きいただき、ありがとうございます」と日本語で挨拶し、続いて客席の歓声で迎えられたノーマン・リーダス(『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』)は静かに手を合わせてお辞儀。そして昨年の「大阪コミコン 2023」と「東京コミコン 2023」にも参加したマッツ・ミケルセン(『ハンニバル』)が投げキッスをしながら颯爽とステージに登場すると客席の興奮も最高潮に! 「こんにちは大阪!皆さんに会えるようベストを尽くます!」とファン一人ひとりを見つめるように語り、最後にもまた投げキッスをし、詰めかけたファンを魅了した。

久しぶりの日本のコミコンへの参加となるピーター・ウェラー(『ロボコップ』)は、「ここに居られて嬉しい。ありがとうございます。こんにちは!」と流暢な日本語で挨拶をし、駆け付けたファンからも歓声が上がった。最後に登場したのは、各セレブたちからも温かい拍手で迎えられたクリストファー・ロイド。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で共演したトーマスが客席に向かって、もっと拍手するようジェスチャーで煽り、クリストファーはとても照れながらも、嬉しそうにファンに手を振って応えた。

~セレブ・ステージ:クリストファー・ロイド、トーマス・F・ウィルソン

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズでおなじみ、ドク役のクリストファー、ビフ役のトーマスが登壇したセレブ・ステージでは、あの名作シリーズの思い出をまさに振り返る“バック・トゥ”トークを披露。

まず、トーマスがマイクとマイカメラを持って登場し、客席の奥まで「こんにちは! ハロー!」とたっぷりファンサービスをした後、クリストファーがいよいよ登場。先に登壇したトーマスが、カメラでクリストファーの登場を撮影しているのを見て、驚きながら登壇した。

トークセッションに移り、シリーズの思い出を聞かれたトーマス。「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は私が初めて出演した映画でした。ドラマにはその前から出ていましたが、セットに行ったらすごいスターたちがたくさんいてとても緊張しました。今ではクリストファーもマイケル・J・フォックスもリー・トンプソンも良き友人で、こんなに多くの人が心を動かされるパワフルな映画に出られて光栄です」と今なお愛され続けている映画でデビューできた感動を話した。

また多くの人に愛される作品である理由を聞かれたクリストファーは「時空を超えて冒険をするお話は誰しも魅了されるし、想像の翼が広がるみんなが興味を持つテーマだったからだと思います」と静かに語ると、それを聞いたトーマスは「壮大なアクションエンターテイメントですが、実は心に響くのは、少年と友人との小さな物語であることです。マシンに乗って未来に旅立つアドベンチャー作品ですが、友人と旅立った少年が、両親に会い、彼らを理解する。そんな”家族の物語“なので今でも愛されているんだと思います」と感慨深げに語った。

ここで、残念ながら今回参加できなかったリーからのビデオメッセージをサプライズ披露! 「今お仕事でカナダに居て、大阪には行けなくて残念だけど、私の素敵な友人たちの楽しいトークショーをみなさん楽しんで下さいね」と語り、それを受けてトーマスは、「このメッセージだけじゃ足りないよ」と場内の笑いを誘った。

最後にマイケル・J・フォックスへの想いとしてトーマスは「彼は俳優としても人間としても素晴らしいし一緒に働いていてとてもフレンドリーで楽しい。そして演技にのめりこむ彼の集中力は本当に凄いので機会があれば是非また共演したい」と述べると、クリストファーも「パート4で共演が出来ればなお嬉しいです」と語って会場から万雷の拍手を浴びることに。さらにその後、本シリーズの大ファンだというゆりやんレトリィバァが花束を持って登場。憧れの二人と感動の初対面を果たし、ステージは終了した。

マーベル・スペシャルアワー・ステージ Presented by OSAKA COMIC CON 2024

続いては、マーベル好きが集結する大ステージを開催! 東京・大阪コミコンでも毎回アーティストアレイに出展しているマーベル・コミックス編集長C.B.セブルスキーと、現在MARVEL(マーベル)と夢のプロジェクトが進行中のダンスボーカルグループMAZZEL(マーゼル)、がマーベル作品への熱い想いを語ったあと、再現度抜群のマーベル・コスプレイヤーたちがステージを埋め尽くすマーベル・コスプレ・ギャザリングを開催。

さらにステージの最後には『ロキ』のトム、ソフィアが客席からの大声援に包まれながら登壇し、ファンからの質問に答えるトークステージが開始。。まず14年前に最初にロキを演じた当時の自分に贈るメッセージを聞かれたトムは「自分を信じろ、直感を信じろ。その直観が長い道のりの中で自分を安全に守ってくれるから。そしてロキが人生を変えるから、その心づもりをしておけ、と言いたいです」とファンも納得のコメント。

人生が変わったと感じることを聞かれたソフィアは「このコミコンに来られたこと。そして世界中のファンの皆さんに会えるようになったこと。でもその他の部分では出来るだけ人生を変えないように謙虚でいたいと思っています」と初心を忘れない実直なコメントを述べた。またソーとロキが再会して欲しいというファンの声にトムは「私が知る限り、ロキは時の終わりの王座について、友人たちを守っている役割を担っています。どこかのタイムラインで兄を置いてきたはず」と語るにとどめた。ソフィアは「またシルヴィ役を演じたい」と発言しつつ、今後待機中の映画作品や、日本人ハーフの夫が脚本を担当したドラマ作品の新シーズンがあることを明かした。

そして昨年の「東京コミコン 2023」でもトム氏にお願いして大好評だった、頭に両人差し指を立てる”ロキのポーズ”を2人でやってもらうようMCからお願いしたところ、二人とも満面の笑顔で”ロキポーズ”をとり、さらにファンとも一緒に“ロキポーズ”! 

最後のメッセージとしてソフィアが「日本を本当に愛してます。皆さんのやさしさにスーパー感謝です! 明日会える方々も楽しみにしていますし、この週末を皆さんと一緒に過ごせてとても嬉しいです!」とファンへの感謝の気持ちを伝えると、トムも「サンキュー、サンキュー、サンキュー! 皆さんの愛、パッション、親切、エネルギー、インスピレーションに感謝。お招き頂きありがとうございます」と謝意を伝えると、客席からも声を揃えて「サンキュー、サンキュー、サンキュー!」と唱和して感謝のお返しをした。 舞台のカーテンコールのように二人は手をつないで深々とお辞儀を繰り返し、感動のトークステージは終了した。

(海外ドラマNAVI)

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