Netflix『私のトナカイちゃん』は実話が基?主演兼クリエイターが実体験を振り返る

ストーカーをテーマにした戦慄のNetflixドラマシリーズ『私のトナカイちゃん』は、クリエイター・製作・主演を担ったリチャード・ガッドの実体験が下敷きになっているという。主人公ドニーを演じたリチャードが自身の体験と、そのトラウマをドラマ版で追体験したことについて語っている。

Netflix『私のトナカイちゃん』あらすじ

『私のトナカイちゃん』の主人公は、売れない芸人のドニー・ダン。ある日ドニーは、寂しそうな女性マーサに親切にしたことで彼女の恐ろしい執着心に火を点けてしまい、それぞれの人生を狂わせるような事態に発展していく……。

主人公ドニー演じるリチャード、自身の体験について語る

米Varietyのインタビューで、「実話が基になっている本シリーズで、フィクション化されている箇所あるのですか?」と質問されたリチャードが、自分自身に起きた出来事や実際に会った人から聞いた話を描いているため、気持ちの上では全て真実だが、法的・芸術的な理由で登場人物の名前や背景は変更していると答えた。

またドラマシリーズでは、物語をドラマチックにする演出を加えたり、視聴者を引き付けるようなビジュアルに変えたりしているとしながらも、「パーセンテージでは言えないけど実話だし、感情的な真実から生まれたものです。そこが、人々から共感を得ている理由だと思います」と述べている。

リチャードは、『私のトナカイちゃん』を製作して演じることで、過去のトラウマ的な出来事を追体験した訳だが、その経験についても語っている。

「大変だったことは否定できません。まともな人間なら、これまで自分に起きたなかで最悪の出来事を、もう一度経験したいなんて思いませんからね。人生で最悪の時期は、間違いなく自分に影響を与えて少しばかり傷跡を残します。 だけど同時に、痛みを振り返って出来事を追体験することで、より痛みを深く理解できるのではないかと感じることもあります」

そして、マーサ役にジェシカ・ガニング(『LAW & ORDER: UK』『フォーティチュード/極寒の殺人鬼』)を起用したこと、リチャードに被害を及ぼした現実のストーカーとマーサの共通点についても語っている。

リチャードはマーサを創り上げる上で、実在のストーカーの本質やエネルギーを再現しようとしたという。その観点でいうとジェシカの表現力は驚異的だったとし、傷つきやすいかと思えば次の瞬間には激怒し、精神的に不安定だが思いやりがあり、あらゆる感情を演じられる俳優が必要だったと答えた。

『私のトナカイちゃん』は、Netflixで独占配信中。(海外ドラマNAVI)

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