『ビバヒル』スピンオフ『メルローズ・プレイス』がリブート!オリジナルキャスト再登場

米FOXにて1990年から10シーズン続いた大ヒット青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』。そのスピンオフとして、同局で1992年から1999年まで7シーズンにわたって放送された『メルローズ・プレイス』がリブートされるという。米Deadlineが伝えた。

一人の死をきっかけに再会を果たすが…

ウェスト・ハリウッド地区にあるアパートメント「メルローズ・プレイス」に住む人々の恋愛や悩みを描いた作品は、ストーリーが進むにつれて人間関係のドロドロ具合が強まり、ソープオペラ化していた。クリエイターを務めたのは、本家『ビバヒル』のほか『SEX AND THE CITY』『エミリー、パリへ行く』も手掛けるダーレン・スター。製作総指揮には『ビバヒル』のアーロン・スペリングも名を連ねていた。

今回のリブート版には、元の作品にレギュラー出演していた3人のキャスト、ヘザー・ロックリア(アマンダ・ウッドワード役)とローラ・レイトン(シドニー・アンドリュース役)、ダフネ・ズニーガ(ジョー・レイノルズ役)が戻ってくるという。

『欲望は止まらない!』のローレン・ガシスが脚本を執筆する本作の舞台は、オリジナルシリーズの何年も後の世界。かつて愛されたキャラクターたちの一人が突然亡くなり、昔メルローズ・プレイスに住んでいた人々が死者を弔うために集まる。しかし、そんな懐かしの再会はまもなく、トラウマを呼び起こしたり、焼けぼっくいに火がついたり、因縁が再燃したり、新たな秘密が明かされたり…とカオス的な状況に陥るようだ。

アマンダ役のヘザーは、オリジナルシリーズの全7シーズンに出演した二人の俳優の一人。シドニー役のローラは最初の5シーズン、ジョー役のダフネは最初の4シーズンに参加していた。この3人は、リブート版で懐かしのキャラクターを再演するのに加えて製作総指揮も担う。今後、企画が進むにつれて、もっと多くのオリジナルキャストが加わると見られているようだ。

オリジナルシリーズにはほかにも、アリソン・パーカー役のコートニー・ソーン=スミス(『アリー・myラブ』)、キンバリー・ショウ役のマーシア・クロス(『デスパレートな妻たち』)、ブルック・アームストロング役のクリスティン・デイヴィス(『SEX AND THE CITY』)、ジェニファー・マンシーニ役のアリッサ・ミラノ(『チャームド~魔女3姉妹』)といった、のちに別のドラマでも活躍する面々が出演していた。

なお、2009年に作られたリバイバル版にもヘザーとローラとダフネは出演しており、その中でローラ演じるシドニーは殺されているが、この作品の展開はリブート版には反映されないようだ。

2008年に制作された『ビバヒル』のリブート版『新ビバリーヒルズ青春白書』は5シーズン続いたが、『メルローズ・プレイス』のリブートもそれに続けるだろうか。

(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline