『ウォーキング・デッド』チャンドラー・リッグス、念願叶ってスパイダーマン映画に出演!

大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』で8シーズンにわたり、主人公リック・グライムスの息子カールを演じたチャンドラー・リッグスが、念願叶ってスパイダーマン映画に出演することが明らかとなった。米CBRが報じている。

MCU版ではスパイダーマン役を逃していたが…

チャンドラーは、映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に初合流したスパイダーマン役のオーディションを受けたが役を獲得できず、最終的にトム・ホランドがキャスティングされた過去を持っていた。

惜しくも大役を逃したチャンドラーは、スパイダーマンを演じる夢を諦めていなかったようで、インディ映画製作者のアンディ・チェンが監督を務めるファンフィルムにスパイダマーマン役で主演することに。MCU版とは異なり、ホラー要素も投入されるという映画の舞台裏の様子を、チェンがTikTokに投稿した。

@locustgarden

Im making a SPIDER-MAN HORROR fan film !!! With the one and only CHANDLER RIGGS as Peter Parker! Follow me on IG to keep updated with the progress!

♬ Spiderman - Main Theme - Voidoid

本作でチャンドラーはベッドの上でジャンプしたり、何やらベトベトした液体を塗りたくられたり、蜘蛛の糸で壁に引っ付いた手を必死に引き離そうとするシーンなどを演じている。

動画には、「『シュレック』のホラー映画がヒットした後、すぐにスパイダーマンのホラー・ファンフィルムを作ることを思いついた。そして、素晴らしきチャンドラー・リッグスにピーター・パーカー役を演じてもらえることになって、本当に光栄だ!」とコメントが添えられている。

もちろん、この作品にマーベル・スタジオは一切関与していないが、SNSでヒットする可能性がありそうだ。というのもコメントあるように、チェンが2022年に公開した別のファンフィルム『Fiona(原題)』は、アニメ映画『シュレック』シリーズを下敷きにホラーの要素が加えられ、YouTubeで287万回以上再生されるヒットとなっているからだ。

タイトルは『THE SPIDER(原題)』に決定!トレイラーも公開

2024年3月12日(火)にYouTubeにて本作のトレイラーが公開。タイトルは『THE SPIDER(原題)』になる模様。

なお、概要欄には本作が非営利のファン映画で、マーベル、ソニー、ディズニーとは無関係であることが明記されている。

チャンドラーは、他の作品でもスーパーヒーロー役に挑戦しており、アニメ映画『ジャスティス・リーグ×RWBY:スーパーヒーロー&ハンターズ Part 1』では10代のクラーク・ケント/スーパーマンの声を演じた。

チャンドラーにはスパイダーマンのファンフィルムのほか、コメディ映画『HACKED: A Double Entendre of Rage Fueled Karma(原題)』、ロマンチック・コメディ映画『Breakup Season(原題)』なども待機中だ。

Photo:Instagram @locustgarden より