『ボッシュ:受け継がれるもの』シーズン2序盤は「まるで映画」!製作総指揮が語る

アメリカのベストセラー作家マイクル・コナリーによる小説を原作とする、人気刑事ドラマ『BOSCH/ボッシュ』のスピンオフドラマ『ボッシュ:受け継がれるもの』。そのシーズン2配信開始を控え、プロデューサーが見どころを語っている。

愛する者の危機がボッシュの今後に影響?

『ボッシュ:受け継がれるもの』では、ロサンゼルス市警の殺人課刑事を辞して私立探偵になったハリー・ボッシュを中心に物語が展開。昨年5月に配信されたシーズン1最終話では、ロサンゼルス市警の新米パトロール警官となったボッシュの娘マディが、覆面の襲撃者に連れ去られるというクリフハンガーで終わっていた。

2015年に出版されたコナリーの小説「贖罪の街」を下敷きにしたシーズン2は、シーズン1最終話に続く形で始まり、ボッシュは娘を救うために必死で手がかりを探し始める。米Entertainment Weeklyが公開した動画でボッシュは、マディが姿を消す前に会っていた敏腕弁護士ハニー・チャンドラーの家へ向かい、最後に彼女がマディに会った際、近くにタバコを吸っている男がいたことを突き止める。

Entertainment Weeklyのインタビューに製作総指揮のヘンリク・バスティンが応じ、シーズン2の第1話と第2話は“まるで映画のように機能”し、その2話が同シーズンの以降のエピソードのお膳立てをすると示唆。続けて次のように述べている。

「(マディの拉致が)どのような形で終わりを迎えたとしても、(ボッシュの)人間として、父親として、私立探偵として、元警官として…などのすべてに大きな影響を与えるでしょう。これほど劇的な形で娘がいなくなったら、彼は本能的に必死になって探し、外に飛び出してドアを蹴破ったり、何でもしたくなるはずです。ですが、もう彼は警官ではありません」。刑事だった頃のような捜査の権限を持たないボッシュは、そのせいで娘を見つけ出すのが遅れてしまうのではないかと焦燥感に駆られるようだ。

『グッド・ワイフ』のタイタス・ウェリヴァーがボッシュ役で主演し、本家シリーズでマディ役を演じたマディソン・リンツ(『ウォーキング・デッド』)、ハニー・チャンドラー役のミミ・ロジャース(『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』)が続投。モーリス役でスティーヴン・チャン(『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』)、レイナ役でデニース・G・サンチェス(『グッド・プレイス』)らが出演する。

『ボッシュ:受け継がれるもの』シーズン2は、10月20日(金)よりAmazon Prime Video(アマゾンプライム)にて配信スタート。シーズン1と本家『BOSCH/ボッシュ』全7シーズンはストリーミング中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly