シアトルの病院を舞台に繰り広げられるヒューマンドラマ『グレイズ・アナトミー』のシーズン20が、ハリウッドのストライキの影響で無期限の延期になることが分かった。米Digital Spyが報じている。 アメリカで俳優組合（SAG-AFTRA）によるストライキが行 …
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今秋、放送予定だったが…
この秋に放送される予定だったシーズン20だが、放送局の米ABCは秋番組のプレミア放送日程を決定、そのリストに『グレイズ・アナトミー』はなかった。現時点では、いつ放送されるのかの予定も発表されていない。
アメリカ脚本家組合（WGA）と俳優組合SAG-AFTRAのストライキが、大小さまざまなプロジェクトに影響を及ぼしている。このストライキの背景には、ストリーミング配信における報酬や、再放送の際の報酬であるレジデュアル、そして人工知能（AI）の台頭などの問題がある。
5月には、『グレイズ・アナトミー』は、ジェームズ・ピケンズ・Jr（リチャード・ウェーバー役）、チャンドラ・ウィルソン（ミランダ・ベイリー役）、ケヴィン・マクキッド（オーウェン・ハント役）、カミーラ・ラディントン（ジョセフィン・“ジョー”・ウィルソン）、カテリーナ・スコーソン（アメリア・シェパード）を含むシーズン20のキャストの復帰を発表した。
さらに新キャストして、（『Glee／グリー』）のハリー・シャム・ジュニア（ベンソン・クワン役、通称ブルー）、『REIGN／クイーン・メアリー』のアデレード・ケイン（ジュール・ミリン役）、『令嬢アンアの真実』のアレクシス・フロイド（シモーネ・グリフィス役）、『スイートビター 甘くて苦いニューヨーク・ライフ』のニコ・テルホ（ルーカス・アダムス役）、『ダッシュ＆リリー』のミドリ・フランシス（ミカ・ヤスダ役）も登場する予定。
『グレイズ・アナトミー』の将来について、クリエイターのションダ・ライムズは米E!Newsにこう語った。「この作品は終わる気配がなく、素晴らしいですし、この世界は本当にファンのものだと感じています。とても素晴らしい作品ですし、前進しているのでとてもうまくいっています。みんながこの現場にいたいと思う限り、そしてファンがそこにいたいと思う限り、続けるつもりです」
（海外ドラマNAVI）
