『ダウントン・アビー』ブレンダン・コイル、『ドクター・フー』13代目ドクターらNetflixの環境汚染ドラマに出演!

20世紀初頭の英国を舞台に、貴族とその使用人たちの複雑な人間模様を描いて大ヒットした人気シリーズ『ダウントン・アビー』で、ドラマ全6シーズンと映画版全2作品に渡り、使用人で伯爵付従者のジョン・ベイツ役を演じたブレンダン・コイルがNetflixの新作ドラマ『Toxic Town(原題)』に出演する。英hello magazineが報じている。

『Toxic Town』概要

全4話からなる『Toxic Town』は、イギリス・ノーサンプトンシャー州のコービーという町で実際に起きた事件を基にしたドラマシリーズ。

1980年代初頭にヨーロッパ最大級の製鉄所が閉鎖された後、コービー区議会はその跡地の取り壊しと掘削を行なった。その後、コービーで生まれた赤ちゃんの上肢欠損率が、周辺地域よりも3倍近く高いことが判明した。

1984年から1999年にかけて投棄された有毒廃棄物が彼らの奇形の原因であると主張する18人の若者たちが、イギリスのエリン・ブロコビッチ(※)と呼ばれる画期的な裁判を起こしたのである。

(※1993年にカリフォルニア州の大手企業PG&Eを相手取って訴訟を起こし、巨額の和解金を勝ち取った女性。ジュリア・ロバーツ主演で映画化もされている)

コービー区議会は、大気中の有毒廃棄物と先天性欠損症との関連性を世界で初めて立証した歴史的判決で、過失、公的不法妨害、法定義務違反の責任を認定された。

『Toxic Town』キャスト&スタッフ

『ダウントン・アビー』のブレンダン・コイルほか、『ドクター・フー』のジョディ・ウィッテカー、『セックス・エデュケーション』のエイミー・ルー・ウッド、『トレインスポッティング』のロバート・カーライル、『ザ・ディプロマット』のロリー・キニアらと共演する。

クリエイターは、『ブラック・ミラー』のチャーリー・ブルッカー、脚本は『ダーク・マテリアルズ/ライラと黄金の羅針盤』シリーズのジャック・ソーン、監督は『ベター・コール・ソウル』のミンキー・スパイロが務める。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『ダウントン・アビー』©2010 Carnival Film & Television Limited. All Rights Reserved.