HBO『ジ・アイドル』初回視聴者数、『ユーフォリア』より17％ダウンに

米HBO製作による衝撃的な青春ドラマ『ユーフォリア／EUPHORIA』のクリエイター、サム・レヴィンソンが手がける新作ドラマ『THE IDOL／ジ・アイドル』の初回視聴者数が、『ユーフォリア』よりも下回ったことが明らかとなった。

『ユーフォリア』クリエイター最新作『THE IDOL／ジ・アイドル』日米同時配信決定！

『ユーフォリア／EUPHORIA』のサム・レヴィンソンとエイベル・“ザ・ウィークエンド”・テスフェイ、レザ・ファヒムが贈る話題作『THE IDOL／ジ・アイドル』が米本国と同時の6月5日（月）よりU-NEXTで独占配信決定！ 『THE IDOL／ジ・アイドル』概要 エイベル・“ザ・ウィークエンド”・...

第1話の視聴者数は91万3000人

『ジ・アイドル』の主人公は、精神的なストレスからツアーをキャンセルしたポップスターのジョスリン。彼女は、暗い過去を持つナイトクラブのオーナー、テドロスと出会ったことで、アメリカで最も偉大かつセクシーなポップスターとしての地位を確立することを決意する。愛に目覚めたジョスリンはスターへの道を歩むのか、それとも深く暗い、魂の奥底へと導かれてしまうのか…？

米Varietyによると、現地時間6月4日（日）にHBOでリリースされた『ジ・アイドル』第1話の視聴者数は91万3000人を獲得。2019年にオンエアされた『ユーフォリア』シーズ1第1話の視聴者数110万人よりも、17％のダウンとなった。

ワーナー・ブラザース・ディスカバリー（WBD）によって提供された数字は、米ニールセンの集計によるHBOのリニア視聴者数と、Max（元HBO Max） での配信に関するWBD独自のデータを組み合わせたものとなっている。

ほかのHBOオリジナル作品とほぼ互角

『ユーフォリア』シーズン1の視聴者数は最終話まで平均的に横ばいとなり、ピークは最終話の120万人。『ジ・アイドル』の視聴者数が増え続ければ、『ユーフォリア』の初期の成績を超えることが出来るだろう。だが、『ジ・アイドル』は5話構成と短いため、『ユーフォリア』を追い抜くには、週一の新エピソード配信を終えるまでに1カ月しか猶予がないとことになる。

ちなみに、『ジ・アイドル』の初回視聴者数は、HBO製作によるオリジナル作品の数字とほぼ互角だ。2021年にデビューした『ホワイト・ロータス／諸事情だらけのリゾートホテル』シーズン1は94万4000人、2022年にリリースされた『ウイニング・タイム　-レイカーズ帝国の誕生-』は90万1000人となっている。

『ジ・アイドル』キャスト

リリー＝ローズ・デップ（『サイレント・ナイト』）がジョスリン役で主演し、テドロス役で人気シンガーのザ・ウィークエンドことエイベル・テスファイ、ザンダー役で人気シンガーのトロイ・シヴァン、ジョスリンのマネージャーを務めるケイル役でハンク・アザリア（『フレンズ』）、ベンジャミン役でダン・レヴィ（『シッツ・クリーク』）、アンドリュー・フィンケルスタイン役でイーライ・ロス（『イングロリアス・バスターズ』）が出演。

『THE IDOL／ジ・アイドル』は、U-NEXTにて6月5日（月）より新エピソードが毎週配信中。

（海外ドラマNAVI）