『THE FLASH』グラント・ガスティンがスーツに対する思いを語る

米CWの人気DCドラマ『THE FLASH/フラッシュ』が、5月24日(水)に放送されたシリーズフィナーレをもって9シーズンの歴史に幕を下ろした。フラッシュ/バリー・アレン役で主演したグラント・ガスティンが、10年近くも身にまとったスーツに対する思いを語っている。

幼い頃からの憧れのアイテムを9年間身に着けて

米Entertainment Weeklyのインタビューに応じたグラントが、どれほど深紅のスーツを恋しく思っているか胸内を明かした。

「スーツが恋しくなるのは分かっていましたけど、今の時点ですでに時々恋しくなっていることに一番驚きました。撮影が終了しつつあった時に気付いたことなんですが、スーツの着用でさえ恋しくなったんです。スーツを着るのは大変ですからね。スーパーヒーロー役の俳優がスーツについて文句を言うのを誰も聞きたがらないけど、マスクを着けて演技するのは本当に大変でした。僕は子どもの頃にスーパーマンの大ファンで、クリストファー・リーヴは自分にとって初期のヒーローなんです。子どもの頃に彼の映画から大きな印象を受けました。このスーパーヒーローのスーツは自分が着るために作られたものであり、仕事へ行ってそれを着られるので最高でした」

またグラントは、ファイナルシーズンの撮影中はスーツを着る回数がどんどん減っていくことを意識し、「スーツを脱ぐ度に、“いずれスーツを脱ぐ最後の時が来るのか……”と思いました」と、スーツとの別れが名残惜しかったとコメント。3月初旬に行われた撮影最終日では、ラストシーンでバリーがフラッシュのスーツを着ていたことに感謝したとも語った。

さらにグラントは、一人でフラッシュのスーツを着ることはできるが脱ぐのは一苦労で、時にはチーム全員の助けを借りる必要があったという撮影秘話も披露。また、ある時にはスーツのジッパーが壊れて脱げなくなったこともあったと振り返っており、スーツに関しては良い思い出と大変だった思い出でいっぱいのようだ。

本国アメリカで放送が終了した『THE FLASH/フラッシュ』は、Huluにてシーズン1~8、Netflixにてシーズン1~7が配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly

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