打ち切られたNetflix『1899』、幻のシーズン2はどうなる予定だった?

ドイツ発ファンタジー・サスペンスドラマ『ダーク』のクリエイターが手がけたNetflixオリジナルシリーズの『1899』。当初3シーズンで考えられていた本作は、残念ながら1シーズンで打ち切られてしまった。もし更新されていたら、シーズン2ではどのような展開になっていたのか。あるキャストが米Colliderに幻の計画を明らかにした。

『1899』は、新天地ニューヨークを目指す移民船ケルベロス号に乗った多人種の乗客たちが繰り広げるミステリードラマ。その乗客の一人であるヴァージニアを演じたロザリー・クレイグ(『ある告発の解剖』)が、もしシーズン2に更新されていればヴァージニアというキャラクターがより掘り下げられていたはずだとコメントした。

「(ショーランナーのヤンチェ・フリーセ&バラン・ボー・オダーは)ヴァージニアのためのビジョンをたくさん持っていました。確かに、(ヴァージニアは)シーズン2で本領発揮しそうなキャラクターの一人で、なぜ彼女があんなにダークで、邪悪で、何が彼女を駆り立てていたのかがわかったかもしれません。それを探るのが私の楽しみでもありました」

打ち切りの理由

ヴァージニアだけでなく、予期せぬキャンセルによりキャラクターたちの旅路は不本意な終わりを迎えることになった。Netflixは配信開始から1カ月間の数字を参考にして打ち切りを決定したというが、『1899』はテーマの複雑さゆえにイッキ見で楽しむよりもじっくりと消化するような作品として作られており、結果的にそれが仇になってしまった、とロザリーは話す。

「『バラン・ボー・オダーとヤンチェ・フリーセは時間をかけてシリーズを作り上げる人たちです。彼らが作る作品はイッキ見するようなものでなく、じっくりと作品と向き合って考え、展開を待つ必要があるのです。しかし、私たちはインスタント社会にいて、残念ながらその中で作品を作ったのです」

打ち切りとなってしまったが、シーズン1だけでも十分このドラマの素晴らしさは体験できるため、未見の人はぜひとも視聴してみて欲しい。Netflixオリジナルシリーズ『1899』は独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflixオリジナルシリーズ『1899』