ブロードウェイ・ロングランミュージカル、そして2004年に公開された映画版でも有名な『オペラ座の怪人』。そんな本作を題材にした犯罪ミステリードラマが製作されることが明らかになった。米Deadlineが報じている。
米Peacockが手がける『オペラ座の怪人』のスピンオフドラマ『The Show Must Go On(原題)』は、1話1時間のアンソロジーシリーズに。
『ゾーイの超イケてるプレイリスト』のクリエイターでもあるオースティン・ウィンズバーグ、『シックス・フィート・アンダー』のボブ・グリーンブラット、『オペラ座の怪人』ミュージカルの作曲家でEGOT受賞者のロイド・ウェバーが製作。そしてパイロット版の監督を『GIRLS/ガールズ』のリチャード・シェパードが務める。脚本はウィンズバーグが担う。
『The Show Must Go On』のあらすじ
ダークでコミカルな殺人ミステリーとなる『The Show Must Go On』。各シーズン、テレビで放送される大きなイベントに至るまでの数日間が舞台に。
シーズン1は、『オペラ座の怪人』の架空バージョンの製作舞台裏を描き、果てしない製作上の問題、スターたちの争い、ネットワークの圧力、そして主役の一人の恐ろしい早すぎる死…。殺人犯が逃亡し、ファントムも登場する中、キャストとスタッフは一丸となって人生最高のショーを繰り広げなければならない。つまり、最後の幕が下りるまで生きられるかどうか…。
「夜の音楽」をはじめ、世界中の演劇ファンに愛される『オペラ座の怪人』の名場面やヒット曲が多数登場すると、関係者はDeadlineに語っている。
「オペラ座の怪人」は、世界中で1億3500万人以上、181以上の都市で観られ、70以上の主要な演劇賞を獲得している。ブロードウェイでは最長寿ミュージカル、ウエストエンドでは2番目の長寿ミュージカルとして記録されている。
(海外ドラマNAVI)
Photo:映画『オペラ座の怪人』(2004)©Everett Collection/amanaimages