中国ドラマ『恋心は玉の如き』のあらすじやキャスト、視聴可能な配信サービス、さらには最終回のネタバレなど、気になる情報をまとめてご紹介。
目次
中国ドラマ『恋心は玉の如き』作品概要
良家に生まれながらも、肩身の狭い暮らしを送っていた庶子と、寡黙な将軍の歳の差ラブロマンス。『マイ・サンシャイン〜何以笙簫默～』で主演を務めたウォレス・チョン（鍾漢良）と『花様衛士～ロイヤル・ミッション～』で主演を務めたタン・ソンユン（譚松韻）が本作で初めてタッグを組んだ。
また、『花様衛士』や『三千鴉の恋歌』など、数々のドラマ主題歌を担当する中国の国民的歌手シュウ・シン（周深）が本作のOST(オリジナルサウンドトラック）を担当。その繊細な歌声で、本作の名場面を盛り上げている。
| 作品名 | 『恋心は玉の如き』 |
|---|---|
| 原題 | 錦心似玉 |
| 制作年 | 2021年 |
| 放送局 | 腾讯视频（テンセントビデオ） |
| エピソード数 | 全45話 |
| 監督 | ウェン・ドーグアン |
| 脚本 | チョン・ティンユー |
中国ドラマ『恋心は玉の如き』あらすじ
明の時代、庶女として生まれた羅十一娘（らじゅういちじょう）は、身分が低くとも、自分の刺繍の技術で憧れていた自由な生活を手に入れたいと思っていた。しかし、姉の死後、その夫だった将軍・徐令宜（じょれいぎ）と結婚することになってしまう。女主人として役割を果たすべく、徐家の様々な問題に立ち向かうことに。自らの機転のおかげで家族からの信用を勝ち取っていくが、実は母親を殺した人物が徐家にいるのではないかと密かに探していた。
政略結婚のため、初めはお互いに感情のない二人だったが、羅十一娘の素直さと聡明さを知るうち、惹かれていく徐令宜。羅十一娘も、普段寡黙な彼が自分にだけ見せてくれるない優しさに触れるうち、次第に惹かれていき…。
中国ドラマ『恋心は玉の如き』予告編
中国ドラマ『恋心は玉の如き』は日本語で最終回まで配信されてる？
『恋心は玉の如き』第1話から最終話まで観られる動画配信サービスは下記の通り。
| 配信サービス | 配信状況 |
|---|---|
| U-NEXT（ユーネクスト） | 独占見放題配信 |
| Amazon Prime Video（アマゾンプライム） | 有料レンタル（※第1話のみ無料） |
| Netflix（ネットフリックス） | × |
| Disney+（ディズニープラス） | × |
| Hulu（フールー） | × |
| Abema（アベマ） プレミアム | × |
| Lemino（レミノ） | × |
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中国ドラマ『恋心は玉の如き』キャスト
徐令宜 役：ウォレス・チョン（鍾漢良）
多くの市民から慕われる将軍・徐令宜を演じるのは、『マイ・サンシャイン～何以笙簫默～』や『孤高の花～General＆I～』など多くの作品で主演を務め、幅広い年齢層から認知されているウォレス・チョン。今作では、静かに優しく羅十一娘を思いやりながら、家族皆をしっかりと率いる一家の大黒柱を演じた。
香港出身で、歌手としても活躍しているウォレス・チョンだが、ファンからは「小哇」（ワーちゃん）というあだ名で呼ばれることが多い。その由来は、女子が彼と会った時に「わー！」とそのイケメンっぷりに感動するからだそう。ところが、ウォレス・チョン自身は当初「ワーちゃん」が自分のことだとは知らなかったという。
羅十一娘 役：タン・ソンユン（譚松韻）
嫁入り直後は厄介者とされていたが、女主人として頑張るひたむきな姿に、家族からも次第に信頼を寄せるように。人に頼るのではなく自ら道を開こうと努力する羅十一娘を演じるのは、『最上のボクら with you』や『花様衛士〜ロイヤル・ミッション〜』などで主演を務めるタン・ソンユン。
2020年にドラマ『家族の名において』で「国劇盛典」の新進女優・オブ・ザ・イヤーを受賞し、2023年には主演を務めた新ドラマ『向风而行（原題）』で優れた女優に贈られる「第1回年度突破女演员奖」を受賞した。また、3月には「安」という曲をリリースし、歌手としても活躍の場を広げている。
林世顕 役：タン・シアオティエン（唐暁天）
ヒロインに片思いをし、いつでも助けてくれる貴公子。穏やかで優しい人柄だが、何やら林家には秘密があるようで…？
本作は屋内でのシーンが多い一方で、タン・シアオティエンはかなりのアウトドア派のよう。本人のweiboを見ると、仕事の合間に公園に行ったり、河辺で写真を撮ったりと屋外で過ごす様子が多くアップされている。また、ジムやバスケットボールをしている写真もあることから、体を鍛えることにも力を入れているのが伺える。
喬蓮房 役：ハー・ホンシャン（何泓姗）
正室の座を狙い、何度も羅十一娘を陥れようとするのは『鳳凰伝〜永遠（とわ）の約束〜』でヒロインを演じたハー・ホンシャン。今作では腹黒い徐家の側室に扮した。
貧困に苦しむ10代の子どもたちの生活環境の改善に尽力しており、チャリティーイベントなどを通して献身的な活動を行っている。
【ネタバレ】中国ドラマ『恋心は玉の如き』最終回＆感想
『恋心は玉の如き』感想
いつも主演ドラマが視聴ランキング1位になるタン・ソンユンと、何年経っても変わらないルックスから「不老男神」（歳を取らない憧れの男性）と呼ばれているウォレス・チョン。そんな二人が初共演を果たし、どのようなケミストリーを見せるのか、中国で『恋心は玉の如き』の予告編が出たときから、その注目度はかなりのもので、そのうえ監督を務めるのは大ヒット宮廷ドラマ『瓔珞(エイラク)～紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃～』で知られるウェン・ドーグアン。演出面での期待も高かった。
実際に作品を観て、ラブロマンスだけでなく、陰謀あり、側室とのバトルあり、数々のトラブルありで、それらにヒロインが立ち向かっていく姿からは勇気をもらえた。さらに、恋愛初心者同士が互いに惹かれあい、想いあう様子はじれったくも微笑ましかった。
また、終盤まで「羅十一娘の母親は誰に殺されたのか？」という謎が解き明かされないままだが、ついに真犯人が明かされたとき、その意外な人物に驚かされるはず。そんなところも見どころの一つといえるだろう。
ときにはキュンキュン、ときにはハラハラしながら、最後まで存分に楽しめる作品であった。
『恋心は玉の如き』最終回はどうなった？
羅十一娘が刺繍を習い、徐家の女主人になった今でも繋がりのある仙綾閣と海賊が闇取り引きをしているという報告が届き、仙綾閣で働く女性たちだけでなく、羅十一娘、そして刺繍の師匠であった簡師匠までもが捕えられ、投獄されてしまう。しかし、これらの闇取引は徐家を陥れようとする林世顕の父親、靖遠（せいえん）侯の企みによるものだった。確固たる証拠が揃えられ、挽回の望みが薄いことを知った羅十一娘は処刑の執行を覚悟する。
徐令宜は、羅十一娘を救うべく皇宮へ向かい、皇帝への謁見を申し出る。さらに姑である徐大夫人は、家族を引き連れ処刑場まで向かい、命懸けで羅十一娘を救おうとするが、処刑人に引き離されてしまう。
今、斧が振りかざされようとしたその瞬間――皇帝の無罪放免の勅令を持った徐令宜が現れる。
意識を失っていた羅十一娘は徐家の自分の寝室ベッドで目を覚ます。徐家の無罪を知った羅十一娘は一安心するとともに、自分の懐妊を知らされ、夫である徐令宜と喜びを分かち合うのだった。
（海外ドラマNAVI）
Photo:『恋心は玉の如き』（c）Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited
